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レッドブル&HRC密着:2013年以来のコンストラクターズ制覇に王手。絶対的に有利な状況でアメリカGPに臨む

2022年10月22日

 前戦F1日本GPでマックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権2連覇を達成したレッドブルとHRCは、コンストラクターズ選手権制覇に王手をかけてアメリカGPに乗り込んできた。


 日本GPで今シーズン5回目の1-2フィニッシュを飾ったレッドブルのコンストラクターズポイントは619点。これに対して、選手権2位のフェラーリは454点。その差は165点あり、アメリカGPを終了した時点でレッドブルがフェラーリに147点以上の差をつけれていれば、レッドブルが3レースを残してコンストラクターズチャンピオンの座に就く。


 つまり、レッドブルはアメリカGPでフェラーリとの差を19点以上縮められなければ、タイトルを確定させることができる。これは、たとえフェラーリが1-2フィニッシュ(43点)を飾っても、レッドブルが3位と4位(27点)でチェッカーフラッグを受ければよいので、絶対的に有利な条件となっている。


 いずれにしても、今シーズン、レッドブルがコンストラクターズ選手権を制するのは確実な状況で、それは裏を返せば、2014年以降のV6ハイブリッドレギュレーション下で、コンストラクターズ選手権連覇を続けてきたメルセデス時代に幕が降りることを意味する。

セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1第19戦アメリカGP セルジオ・ペレス(レッドブル)


 レッドブルにとっては、2013年以来の王権復活となる。ホンダは今シーズンもパワーユニットを開発・製造しているが、2021年限りでパワーユニットマニュファクチャラーとしてのF1参戦を終了しているため、パワーユニットのコンストラクター名は『レッドブル・パワートレインズ(RBPT)』となっている。


 したがって、公式記録のコンストラクターズチャンピオンに『ホンダ』の名前が刻まれることはないが、レッドブルは「この偉業はホンダのサポートがなければ達成できなかった」(クリスチャン・ホーナー代表)と、日本GP以降、エンジンカウルに『HONDA』のロゴを復活させ、喜びを共有しようとしている。ホンダが最後にコンストラクターズ選手権を制したのは1991年。ホンダは2025年シーズン末まで、HRC(ホンダ・レーシング)がレッドブル・パワートレインズへのパワーユニット技術サポート継続することを発表している。


 いよいよレッドブル&HRC時代の幕が開けようとしている。

レッドブル&HRC密着
日本GPではレッドブルのマシンに『HONDA』のロゴが復活した

マックス・フェルスタッペン&セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1第19戦アメリカGP マックス・フェルスタッペン&セルジオ・ペレス(レッドブル)



(Masahiro Owari)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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