ジョルジョ・パンターノがジョーダンチームと今季の契約を交わし、ニック・ハイドフェルドのチームメイトとしてジョーダン・フォードをドライブすることが決まった。13日にチームが正式に発表した。
パンターノは25歳のイタリア人。世界カートチャンピオンを獲得した後、ドイツF3でシングルシーターレースにデビューし、その年に同選手権を制覇。F3000にステップアップしてからは3つのチームで通算6勝を挙げ、一昨年はシリーズ2位、昨年は同3位の成績を残している。また、マクラーレン、ウイリアムズ、ベネトンのテストに参加した経験もある。
「過去3年間、ジョルジョはF3000で常に上位を争い、熟達したレーステクニックを駆使して優れた成績を挙げた。いまや彼はF1にチャレンジする準備ができている」とチームボスのエディー・ジョーダンは語った。「ジョーダン・フォードのドライバーのペアリングは、若さと経験と才能の考えられる限り最高の組み合わせになったと思う」
「ジョルジョとニックにはすばらしい速さとスキル、そして成功へのハングリー精神がある。それはこのチームにかつての勢いを取り戻し、ジョーダンの2004年の反撃を導くために必要な要素に他ならない。開幕戦が楽しみだよ!」
また、パンターノは次のようにコメントした。「本当にうれしい。F1に参加して、自分の能力を示す機会を与えてくれたエディー・ジョーダンやジョーダン・グランプリのみんなに感謝したい。とにかくベストを尽くすつもりだ。彼らのためにぜひともいい成績を挙げたいからね」
「僕がこのポジションを手に入れるにあたって手助けをしてくれた大勢の人々にも感謝したいし、彼らの期待に応えたいと思う。とりあえずはテストセッションでもっとこの車をドライブしたい。そして、もちろん、あと何週間か先に迫ったメルボルンでの僕の初グランプリが本当に待ち遠しいよ」