F速

  • 会員登録
  • ログイン

レース前に電気系統のトラブルに見舞われたガスリー。スタートできない可能性もあったと明かす/F1第14戦

2022年8月30日

 アルファタウリのピエール・ガスリーは、チームがスタート前に彼のマシンを始動させようとした際に突然電気系統のトラブルが起き、F1第14戦ベルギーGPの決勝レースが始まる前にリタイアするところだったと述べている。


 ガスリーは8番グリッドからレースをスタートするはずだったが、フォーメーションラップが始まっても彼の姿はなかった。アルファタウリのガレージでは、クルーが必死に彼のAT03を始動させようとドラマが繰り広げられていたのだ。


 レースが終わり、ガスリーは有効だった2ストップ戦略と9位でフィニッシュした走行に満足だったが、レース前の混乱には「怒っていた」ことを認めた。


「僕たちが行ったレースにとても満足している」とガスリーは『Sky Sports F1』に語った。


「僕はレース開始の時にものすごく怒っていた。なぜならピットで並んでいたんだからね」


「何が起こったのか正確には知らないけど、電気系統のトラブルがあって、それでマシンのスイッチが入らなかったんだ。僕たちはあの時マシンをガレージまで押していかなければならなかった。彼らはレースに出場できないかもしれないと僕に言った。そしてレース開始90秒前にマシンが生き返ったんだ」


 後方からの追い上げを強いられたガスリーは、初めのピットストップの後で11番手まで順位を上げると、ハードタイヤからミディアムタイヤへ最後のタイヤ交換を行い、トップ10入りを目指して戦った。


「特にこれまでの2、3レースのことがあった後だから、トップ10に戻れたことにも僕は驚いている」とガスリーはコメントした。「このことは本当にうれしいよ」


「今日、戦略の面で僕たちは間違いなく正しい判断をした。アンダーカットや、かなりアグレッシブにレースをすることをね」


「アレックス(アレクサンダー・アルボン)が他のドライバーをブロックしていたので、それがレースの終盤に向けてかなり助けになったと思う。僕たちの前が開けたのでその恩恵を受けた。コース上で周囲に誰もいない時にマシンのペースを活かし、正しい戦略を立てることができた」

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)
2022年F1第14戦ベルギーGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号