最新記事
- デビューシーズンに向けたキャデラックの取り...
- 2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を...
- キャデラックF1のリザーブドライバーは未定。...
- MOTULが50年ぶりにF1参戦へ。2026年からマク...
- 角田裕毅とローソンの接触に対する私見。フェ...
- サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、F1とWEC...
- 【角田裕毅を海外F1解説者が斬る】レッドブル...
- 契約延長を目指すモンツァ、アップグレード作...
- 「これが最後のチャンス」夢のF1参戦を目指す...
- クルーの懸命な作業に報いるハジャーの表彰台...
- F1アブダビテストで、現行車と2026年タイヤ装...
- アントネッリ、母国で9位入賞もスタートでの...
周冠宇の大事故を教訓に、F1ロールフープの形状および強度テストが変更へ
2022年8月17日
FIAは、2022年F1イギリスGPスタート直後に発生した周冠宇(アルファロメオ)のアクシデントについて調査・分析を行い、2023年にロールフープに関する規則に変更を加えることを決めた。
他車にヒットされた周のマシンは、逆さまになった状態でスピンしながら、ターマックからターン1外のグラベルトラップまで滑っていき、タイヤバリアを乗り越え、セーフティネットに底面から当たって、バリアとネットの隙間に落下した。周には幸いにも大きな怪我はなかった。
この事故において問題視されたことのひとつは、逆さまに滑っていくなかで、FIAが義務づけている検査に合格したロールフープバーがマシンから脱落していたことだ。ターマック上を滑り出してすぐに、ロールフープが崩壊、幸いヘイローが周の身体を守ったものの、マシンが逆さまで着地した場合などにドライバーを守るはずのロールフープが、その役割を果たさなかったのはなぜなのか、調査が行われた。
FIAは、8月16日、世界モータースポーツ評議会の承認事項のひとつとして、ロールフープの安全基準に関して変更を行うことを明らかにした。
「2022年FIA F1イギリスGPのスタート時に発生した重大事故の後、通常の重大事故発生の場合と同様に、事故発生から最終的な救助活動、車両回収に至るまで、多数の問題について詳細な分析が行われた」とFIAは述べている。
「その中で注目されたひとつの項目が、事故の際にシャシーから外れたロールフープの性能である」
FIAは、調査の結果、以下のことが明らかになったと述べている。
・ロールフープの先端がターマックに食い込んだため、水平方向に大きな力がかかり、ロールフープが外れてしまった。
・現在のレギュレーションの文言では、意図したよりも低い位置で力が作用する条件でロールフープのホモロゲーションを行うことが可能である。その結果、レギュレーションで元々意図されたよりも低い位置での力に抵抗するものとなる可能性がある。
・従って、F1ではロールフープの強度の大幅な向上を実施すべきである。
これらの問題について技術諮問委員会で広範囲にわたる議論を行った結果、2023年F1技術レギュレーションに以下の変更が加えられることが承認された。
・ロールフープの上部を丸くすることで、アクシデントの際にロールフープが路面に食い込む可能性を下げる。
・ホモロゲーションテストの適用地点に関する最低高を定めるための変更を行う。
・ロールフープを前方に押す形で荷重をかける新しい物理的なホモロゲーションテストの創設。
・計算によって実施する新しいテストの定義。
なお、2024年に向けた中期的目標として、ロールフープが今よりはるかに大きな力に耐えられるようにするため、テストの大幅な見直しを進めていく予定だということだ。
(autosport web)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

