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「今の時点では打つ手がない」ガスリー、オーストリアの週末に落胆。アルファタウリF1はフランスでアップデートを予定
2022年7月15日
ピエール・ガスリーは、F1第11戦オーストリアGPの週末を“散々”と評し、アルファタウリには緊急のアップグレードが必要だと述べている。
ガスリーのレッドブルリンクでのレースには、いいところがまったくなかった。難しいレースで順位は15位と低迷し、チームメイトの角田裕毅のひとつ上にすぎなかった。
土曜日のスプリントを15番手でフィニッシュしたガスリーは、日曜日も著しくペースを欠いたAT03で戦わなければならなかった。それだけでなく、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルとの接触で5秒ペナルティを科され、さらにトラックリミット違反で2回目のペナルティを受けることになった。
「予選はともかく、この週末は災難だ」と落胆したガスリーは語った。
「ペースの点では先が見えなかった。マシンのなかでできることはすべて試したけれど、今の時点では打つ手がない。だからそれなりの結果を出せるようにマシンにアップグレードを施すことが何がなんでも必要だと思う」
「裕毅と僕は、ピットストップの戦略でも順位を落とすことになった。でも結局のところ僕たちにはペースがなかった」
「好きなようにやって、どんな戦略を採っても、今のスピードでは違いは出ない」
「この調子で進むことはできない。リセットが必要だ。僕が言ったように、いくつか新パーツを、できればフランスで投入して、そこでより速いペースを見せられるようにしたい」
アルファタウリは4月にイモラで大幅な変更を行ったが、それ以降は小規模なパーツ変更しか行われていない。テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、チームが来週ポール・リカールでマシンの大幅な変更を行う予定だと認めた。
「拠点に戻って見直すべきことがたくさんある」とエギントンは述べた。
「現在重点を置いているのは、フランスGPに間に合うようにマシンのアップデートを用意し、中団での戦いに復帰することだ」
ガスリーは、アルファタウリの開発プログラムがライバルチームのものと若干ずれており、そのことがチームの相対的な弱さの一因となっていることを認めた。
「新パーツがなくても不思議ではない」とガスリーは話した。
「今年の初め、僕たちは先頭集団のドライバーたちと戦っていた。今では20秒から30秒遅れでフィニッシュしているから、1周あたりコンマ4、5秒の遅れをとっていることになる。それを取り戻す必要がある」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

