F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1オーストリアGP FP2:ロングラン主体のセッションでフェラーリ1-2。アルピーヌ勢がトップ5につける

2022年7月9日

 2022年F1第11戦オーストリアGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は19番手だった。


 今季2度目のスプリントフォーマットが適用されたオーストリアGP。2日目はフリー走行2回目と、スプリントレースが行われる。レッドブルリンク上空は、今日も青空が広がった。FP2開始の現地時間午後12時半の時点で、気温20度、路面温度36度とほぼ初日と同じコンディションだ。


 初日予選でクラッシュを喫したメルセデスだが、ルイス・ハミルトンにはスペアシャシーが投入された。ジョージ・ラッセルはそこまでダメージはひどくなかったようだが、「フロアやいくつかのパーツを交換」(トト・ウォルフ代表談)。セッションが始まっても、メカニックたちが2台のマシンの作業を続けている。


 予選終了時点で車両はパルクフェルメに入るため、このセッションでは基本的にセッティング変更は許されない。ここでの主な作業は、スプリント、決勝レースに向けてロングランでのタイヤの確認となる。レッドブルは2台ともソフトタイヤ、一方フェラーリは2台ともミディアムタイヤで周回を重ねている。アルファタウリは角田ソフト、ピエール・ガスリーがミディアムと作業を分けた。ガスリーはフェルスタッペン、フェラーリの2台に次ぐ総合4番手の速さを見せた。角田は10番手に留まっている。


 開始後14分にはラッセルが出て行き、フェルスタッペン、サインツに次ぐ3番手につけた。ハミルトンのマシンは依然として作業中。そしてアルピーヌの2台もガレージにこもっているが、理由は今のところ不明だ。ふたりはセッション折り返し点近くになってようやくコースイン。ともにソフトを履いて、フェルナンド・アロンソ4番手、エステバン・オコン6番手と、走り始めから速さを見せた。その後2台はミディアムに履き替え、オコン2番手、アロンソ3番手につけた。


 セッション後半にはフェラーリの2台はソフトに履き替え、ルクレールが1分8秒660のトップタイムを出した。逆にレッドブルはミディアムを履いたが、フェルスタッペンはルクレールからコンマ1秒落ちの2番手に留まっている。さらにサインツが1分8秒610のタイムで首位に立った。終盤にはラッセルが、唯一ハードを履いてロングラン。これは明らかに、日曜日の決勝レースに向けてのものだろう。


 そして終了13分前、ハミルトンがようやくコースイン。ソフトタイヤを履き、2周目でいきなり9番手タイム。その後は1分9秒台前半の好ペースで、ロングランを続けた。


 このセッション、トップはサインツ。0.050秒の僅差でルクレール。フェルスタッペンは3番手だが、ロングランペースはフェラーリに優っているようだ。4、5番手にはアルピーヌのアロンソ、オコンがつけた。6番手セルジオ・ペレス(レッドブル)、7番手ラッセル、8番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、9番手ハミルトン、10番手ランド・ノリス(マクラーレン)。ガスリーは12番手、角田は19番手だった。



(Kunio Shibata)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号