F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1イギリスGP FP2:ドライ路面でサインツがトップ。ポーパシングは収まらずもハミルトンが2番手、ノリスが3番手

2022年7月2日

 2022年F1第10戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。アルファタウリの角田裕毅は16番手だった。


 FP2の始まる現地時間午後4時までに雨は止み、完全ドライ路面での走行が可能となった。気温19.5度、路面温度32.5度と、依然として涼しめのコンディションだ。FP1で走れなかった分を取り返そうと、全20台が精力的に周回を重ねる。タイヤもソフト、ミディアム、ハードとばらけている。


 セッション3分の1を過ぎた開始後20分の時点で、トップはシャルル・ルクレール、0.081秒差でサインツと、フェラーリが1-2を占め、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスのレッドブル勢がコンマ4〜6秒落ちで3、4番手につけている。大幅アップデートを投入したメルセデスのハミルトンが、ルクレールから0.95秒落ちながら5番手。しかし本人は、「ポーパシング(縦揺れ)がひどい」と、訴えている。


 上位5人はいずれもミディアム。6番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、7番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、8番手エステバン・オコン(アルピーヌ)はソフトを装着。そしてノリスはハードで10周を走り、9番手の速さを見せている。同じハードのピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、ノリスからコンマ6秒落ちの16番手。


 角田はミディアムで13番手と、アルファタウリのふたりはやや苦しい立ち上がりだ。それでも角田はソフトに履き替えると、同じソフトでトップタイムを出したノリスから1秒2遅れながら、7番手まで順位を上げた。一方のガスリーは遅れてソフトに履き替えたが、「全然グリップがない」と訴え、角田からコンマ5秒落ちの18番手に留まっている。


 終了16分前には、ハミルトンがサインツから0.163秒差で2番手に躍進。3番手にノリス。レッドブルはフェルスタッペン4番手、ペレス7番手と、突出した速さを見せられていない。終盤には各車ロングランの作業に移行。ソフト勢のペースの落ちが激しいのに対し、ハードやミディアムは安定している印象だ。


 このセッション首位はサインツ、ハミルトン2番手、この2台はいずれも縦揺れがひどいが、それでもこの順位を守った。3番手ノリス、4番手フェルスタッペン、5番手ルクレール、6番手アロンソ、7番手ペレス、8番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)、9番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、10番手ランス・ストロール(アストンマーティン)。アルファタウリは角田16番手、ガスリー18番手と振るわなかった。



(Kunio Shhibata)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/12(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/13(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号