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トヨタ、ニューマシンを発表!

2004年1月17日

 トヨタは1月7日、チームの本拠地であるドイツ・ケルンの工場をメディアに公開するとともに、トヨタのF1参戦3年目を担うトヨタTF104の新車発表会を行った。

 TMGのチーフデザイナーであるグスタフ・ブルナー率いる設計グループにより設計されたニューマシンTF104は、昨シーズンのTF103の発展型であり、今シーズン、トップチームとの格差を縮めるというチームの目標に不可欠な役割を果たす。
 グスタフ・ブルナーは、「昨シーズンのTF103を開発した際と同様の考え方をTF104にも採用している。つまり、トヨタの基本的な哲学である「間断なき改善」を用い、革命的な変化ではなく正常進化を遂げさせている。TF104は、 一見して昨年のTF103と大きな違いは見受けられないが、すべての部品を見直し、研究を行い、設計を変更し、改善した。TF104は、TF103に比べすべての部分において、より軽く、より剛性が高く、信頼性を含め、総合的な性能が高くなっており、全てを一新している」と語った。
 技術コーディネーション担当ディレクターの高橋敬三は、「今のF1では、エアロダイナミクスが成功の鍵であるが、TMG内の風洞設備を理想的に、稼動させ改善を行った。それにより、TF104の、空力効果とクルマの安定性との理想的なバランスを見いだすことに努めた。TF104の内部のすべての部品は、再検討と改良を施され、長い目で見て、必ず見返りがあるものと確信している」と話す。
 新しくシャシー部門テクニカルディレクターに就任したマイク・ガスコインも、このTF104に期待し、「設計グループは、一丸となって素晴らしい仕事を成し遂げた。しかし、TF104がどれくらい進化しているかは、テストの結果を待たなければならない。シャシー性能の90%は、車両のエアロダイナミクスで決まるが、TF104においても最重要課題であった。我々は、短期的な目標として2004シーズンに常に安定的な結果を残すことであるが、それと同時に、長期的目標であるグリッドの最前列への進出も同時に考えなくてはいけない」と語った。
 TF104が直面する最大の課題は、エンジンといえる。新しい F1のレギュレーションレースにより、レースの行われる週末を通して、F1カー1台につきたった1基のエンジンしか使うことが出来ない。エンジン部門テクニカルディレクターのルカ・マルモリーニ率いる設計グループは、より長い期間において、最大限のパワーとパフォーマンスを維持し続けることを目標とした。
 ルカ・マルモリーニは、「新しいレギュレーションにより、エンジンの寿命を400kmから800kmへ倍増しなくてはならなかった。新エンジンRVX−04の設計方針は、ドライバビリティとパフォーマンスを維持しつつ、耐久性を向上させるものであった。新エンジンの馬力を落とすことはなかったが、エンジンの寿命を延ばすために努力が必要であった。RVX−04は、昨年の10月にエンジンダイナモでの火入れが行われ、11月25日に進化型テストカー、TF103Bに搭載され、テスト走行を行った。開幕戦のオーストラリアGPに向けて、作業は続けなくてはならないが、準備はできている」と語った。




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