来週開かれるＦ１チームのオーナー会議で、新しい第３ドライバーに関するルールが撤廃されるかもしれず、ジャスティン・ウイルソンのＦ１残留の可能性が出てきた。

　クリスチャン・クリエンにセカンドシートを奪われたウイルソンだが、１月１４日に行なわれる会議で、過去２年間に６回以上のＧＰに参加していないドライバーに限るという第３ドライバーのルールが撤廃されれば、テストドライバーとしてジャガーに残る可能性がある。
　ウイルソンのマネージャー、ジョナサン・パーマーは英インディペンダント紙に対し、「今度開かれるミーティングで、過去２年間に６回以上のＧＰに参加していないドライバーに限るというルールが撤廃される可能性があるようだ。そうなれば嬉しいね」とコメントした。
　そもそも第３ドライバーのルールは、金曜日のフリープラクティス中にサードカーを走らせることが許される下位６チームに対し、経験豊富なテストドライバーがドライブを担当しないようにすることを目的として設けられた。
　ルールが撤廃されれば、ウイルソンは恐らくジャガーとテスト契約を結び、今季もＦ１に残るだろう。
　今後の動向が注目される。

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