ル・マンに興味を示すフェルスタッペン「いつか耐久レースをやるつもり」と語るも世界三大レース制覇には関心なし
2022年6月3日
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、モータースポーツにおける3冠達成の野望はまったく持ち合わせていないという。彼はインディアナポリス500のレースで手足や命を危険にさらすつもりはないのだ。
モータースポーツにおける究極の偉業は、F1モナコGPとル・マン24時間レース、そしてインディ500で優勝することだ。これはひとりのドライバー、すなわち偉大なグラハム・ヒルしか達成していない。フェルナンド・アロンソとファン・パブロ・モントーヤのふたりのドライバーが、3冠の名声に到達しようとしたが、3つのうちふたつのレースでしか優勝していない。
2度のモナコGP勝者であり、ル・マン24時間レースでも2度優勝しているアロンソだが、インディアナポリスでの3回のチャンスは実りのないものだった。それでも2017年にインディアナポリスでレースをした時のアロンソは、レースで先頭集団を走っていた。
モントーヤはインディ500で2度優勝を飾り、2003年のモナコGPではウイリアムズで勝利を手にした。しかし彼は、ル・マン24時間レースについては2021年にLMP2クラスのProAMクラスで優勝したが、まだ総合勝者にはなっていない。
一方、2021年にモナコGPで優勝したフェルスタッペンは、キャリアの後半でル・マン24時間レースに挑戦したいと思っているが、インディアナポリスの有名なオーバルでレースをすることにはまったく関心がない。
「3冠を追いかけたいとはまったく思わない。少なくともインディカーではね」とフェルスタッペンは答えた。
「彼らがやっていることを称賛するよ。すごいことだ」
「あのドライバーたち……彼らがあそこで達成していることに僕は大きな敬意を抱いている。でも僕は、特にF1にこれだけ長くいることもあるから、あそこで命の危険を冒し、足なんかを怪我したりする必要はないと思う。やる価値はないと言っておこう」
フェルスタッペンは過去に、父親のヨスとル・マン24時間レースに参戦することに関心があることを明かしているが、父と息子の計画が実現する可能性は低い。しかしモータースポーツの耐久レースの最高峰でいつかレースをすることは、フェルスタッペンにとってあり得ることだ。
「もしかしたらル・マンかもしれない! 僕は耐久レースが好きなので、いつかはやるつもりだ。うまくいけばすぐにでもね」とフェルスタッペンは語った。
「でも僕にとってすごく重要というわけではない。もちろん僕はF1で優れたドライバーでいようとしている。自分がやっていることについて、そうあろうとしている。でも3冠やなにかを達成することには興味がない」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

