ミナルディのシート獲得に失敗したニコラス・キエーサだが、それでもＦ１に残りたいと明かしている。キエーサのマネージャーは中国を訪れ、スポンサー獲得に奔走中だ。

　昨シーズン、ミナルディでＦ１デビューを果たし後半の５レースに出走したキエーサは、テストドライバーの道も選択肢に加えている。
　オートスポーツ・インターナショナル・ショーでロイター通信に対し、キエーサはこう語っている。
「Ｆ１でドライブするためにデンマークの支援者と共に懸命に活動中だ。少なくともテストドライバーにはなりたい」
「ドライブできる可能性はいくらかある。ジョーダンの正ドライバーもあるし。でもそこはお金に左右されるからね」
「マネージャーは中国でスポンサーの選別中なんだ。彼はジャガーとは話をしているよ。ジョーダンとは話をしたかどうかはよくわからないけどね」
　今季の新レギュレーションにおいて、キエーサがテストドライバーになることには問題はない。金曜のプラクティスで３台目を走らせることができる６チームは、テストドライバーにドライブさせるだろうが、そのドライバーは過去２年での出場が６レース以上であってはならないと制限される。このルールに引っかかるイギリス人ドライバー、ジャスティン・ウイルソンは、ジャガーのテストドライバーの座の獲得を阻まれた。

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