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F1 Topic:ポーパシングを改善も「解決したとは思っていない」とメルセデス。モナコなど市街地コースを警戒
2022年5月27日
メルセデスがF1第6戦スペインGPで今シーズン3度目の表彰台を獲得した。過去2回はバーレーンGP(ルイス・ハミルトン3位)とオーストラリアGP(ジョージ・ラッセル3位)だったが、この2レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイアして、ある意味、棚ぼたで転がり込んできた表彰台だった。
しかし、スペインGPでのラッセルの3位は、こちらもシャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアがあったとはいえ、レース前半にはセルジオ・ペレスとフェルスタッペンの2台のレッドブルとバトルを演じ、いずれも抑え込みに成功していた。
またチームメートのハミルトンの5位も、スタート直後にアクシデントでいきなりピットインして19番手から這い上がってきて、レース終盤にはフェラーリのカルロス・サインツを一度はオーバーテイクするという力強い走りだった。
スペインGPにおけるメルセデスに多くの人たちが驚いたのは、レースペースだけではない。その走り自体にも多くの人々が目を見張った。そのひとつが、ストレート上でマシンが上下に弾むポーパシングが、スペインGPではほとんど見られなかったことだ。
ラッセルは「ストレート上ではポーパシングは発生していなかった」と語っている。
ただし、メルセデスのチーフストラテジストを務めるジェームズ・ヴァレスは、「ポーパシングが解決したとは思っていない」と、レース後にチームが公開しているレース分析という動画で答えている。
「6戦のうち1度、良い結果だったとからといって、すべてが解決したわけではない。我々のマシンは確かにスペインGPにいくつかのアップデートパーツを持ち込み、それによってマシンのいくつかのエリアが改善した。だが、マシンの基本的な部分は最初の5レースと同じであり、なぜ最初の5レースでポーパシングが起きていたのかということに関して、まだ適切な答えを見つけたわけではない」とヴァレスは語った。
メルセデスはスペインGPに、いくつかのアップデードを持ち込んだ。ひとつは外縁にスロットが追加されたフロアで、そのほかエンドプレートのキャンバーが変更されたフロントウイングなども投入した。しかし、それだけがメルセデスのポーパシングを解決した理由ではない。
もうひとつの理由は、カタロニア・サーキットのレイアウトと路面状況だ。それを物語るのは、スペインGPではメルセデス以外のチームもほとんどポーパシングに苦しんでいなかったことだ。つまり、カタロニア・サーキット以外のコースでは、まだポーパシングに苦しむ可能性がある。
ヴァレスもそのことは覚悟している。
「我々は今のところからスペインGPで前進したが、旅はまだ続く。一夜にしてすべてが変わることはない。これから、難しいコースも待ち受けている」
その難しいコースこそが、「今週のモナコと次のバクーだ」とヴァレスは言う。このふたつのサーキットは市街地コースで路面がバンピーなため、ポーパシングが発生しやすい。
メルセデスが本当にポーパシングを解決したかどうか? その答えは、今週末のモナコGPと、6月のアゼルバイジャンGPが終わるまで待たなければならないのかもしれない。
(Masahiro Owari)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
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予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

