F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブルF1のニューウェイ「2022年タイトル争いはコストキャップに左右される」アップデートプランの最適化が重要に

2022年4月28日

 2022年F1のタイトルをめぐり、シーズン序盤からレッドブルとフェラーリが熾烈な戦いを繰り広げている。その勝敗を決めるのは、開発競争だけでなく、アップグレードのサイクルに関してコストキャップを適切に管理することであると、レッドブルのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは語った。


 レッドブルは、第4戦エミリア・ロマーニャGPで完璧な週末を過ごし、フェラーリより38ポイント多く獲得。コンストラクターズ選手権でもドライバーズ選手権でもフェラーリとの差を大きく縮めた。マックス・フェルスタッペンは現在、ポイントリーダーのシャルル・ルクレールを27ポイント差で追っている。


 現在、フェラーリとレッドブルは他チームを大きく引き離してトップ争いをしている。昨シーズン、最終戦アブダビまで激しくタイトルを争ったメルセデスとレッドブルと同じような状況にある。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)&シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)&シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 ポッドキャスト『F1 Nation』で、レッドブルはイモラで圧倒的な強さを見せたことから、今やレッドブルのマシンの方がフェラーリより優れているのだと思うかと聞かれ、ニューウェイは、「今日はおそらくそうだろう。だが間違いなくメルボルンではそうではなかった」と答えた。


「昨年のメルセデスと我々のようになると思う。我々のマシンが有利なサーキットもあれば、ライバルの方が有利なサーキットもある。予測するのはとても難しい」


 今後序列が形成されていくなかで、開発が重要な役割を果たすという点で、F1チームの間で意見が一致している。


 ニューウェイもそれは認めている。しかし予算制限がレギュレーションで定められていることから、かけられるコストには制約があり、それをうまく管理していくことが重要になるとも語った。


「開発はもちろん重要だが、今年のもうひとつの重要な要素は予算制限だ」とニューウェイは語った。


「つまり制約のあるなかで開発を行わなければならない。以前なら導入していたようなものを、時期を少し遅らせて、パッケージをもう少し仕上げてから導入するという判断をするかもしれない。昨年以前には毎戦のように何かを持ち込んでいた。今はそうする余裕はないのだ」


 マシンの周囲の空気の流れを想像する高い能力を持ち、F1史上最高のデザイナーのひとりとして知られるニューウェイは、今も仕事を始めた頃と同じようにF1に情熱を持っていると述べている。


「私はデザインとエンジニアリングが好きなんだ」とニューウェイは言う。
「これはデザインと人間の競争だ。このように人間とマシンを組み合わせる形式のスポーツは、他にはほぼないだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
4/12(土) フリー走行3回目 21:30〜22:30
予選 25:00〜
4/13(日) 決勝 24:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号