２００３年１２月１９日（金）（ドイツ・ケルン発）
トヨタモータースポーツ（有）（ＴＭＧ）は、２００４年１月１日付で組織変更を行い、現会長の冨田務がチーム代表に就任することを発表した。
現ＴＭＧ副会長でありチーム代表のオベ・アンダーソンは、３０年にわたるトヨタモータースポーツのマネージメントを経て、ＴＭＧの相談役となる。

冨田務のコメント
「オベ・アンダーソンのトヨタモータースポーツへの貢献には、感謝しても感謝しきれるものではない。今回の人事は、トヨタの役員内規に従うものであるが、今後は社長のジョン・ハウエットと二人三脚でＴＭＧの会社経営ならびに、レース現場の指揮をとっていきたい。オベ・アンダーソンのアドバイスを受けながら、出来るだけ早く、パナソニック・トヨタ・レーシングをＦ１のトップチームへと育てたい」

オベ・アンダーソンのコメント
「様々なモータースポーツカテゴリーで、チャンスを与えてくれたトヨタに感謝している。新しい体制で引き続きＴＭＧをサポート出来ることを誇りに思っている。３０年前、ベルギーを拠点に３人で挑戦を開始して以来、常に目標を定め、トヨタと共に、その目標を達成してきた。トヨタにとって初めてのＦ１カーを開発し、それが２００２年のオーストラリアＧＰのグリッドに並んだ時は、本当に感慨深かった。トヨタは、Ｆ１でも成功すると確信するとともに、将来、初勝利を見ることを楽しみにしている」

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