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【角田裕毅F1第3戦密着】前戦での問題はPU内部に原因がある可能性も浮上、現在解析中。コンポーネント交換は予定通り
2022年4月8日
2022年F1第3戦オーストラリアGPの最初のセッションが開始された後、国際自動車連盟(FIA)のテクニカル・デリゲートが、この週末に新しいパワーユニットを投入すると申請したドライバー名を公表した。そこには、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とともに、角田裕毅(アルファタウリ)の名前が記されてあった。
角田が週末に新しいパワーユニットを投入するのは、これが今季初めてではない。サウジアラビアGPの金曜日のフリー走行2回目で「問題が起きた」と無線で語った後、マシンをコース脇に止めて、セッションを終えていた。このとき、角田は「詳しくは話せないですが、何かが完全に壊れたということをドライバーとして僕が感じたので、止めました」と語っており、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「駆動系に問題が起きた」という理由から、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kの4つのコンポーネントを2基目に交換していた。
しかし、その交換した2基目が、今度はレース前のレコノサンスラップで止まってしまった。
今回、角田が新しく投入したコンポーネントは、サウジアラビアGP同様、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kの4つで、これで角田はFIAが定める上限基数の3基に達してしまった。
「何かが完全に壊れた」と角田が語っていた1基目を交換するのはわかる。しかし、サウジアラビアGPのレース前に止まった2基目は、チーム代表のフランツ・トストによれば、「油圧が落ちてしまい、マシンが制御モードに入って止まってしまった」と説明していた。にもかかわらず、なぜ角田は2基目のパワーユニットも交換しなければならなかったのか。エドルズは、こう説明する。
「油圧が落ちた理由が、もしかしたらパワーユニット内部に原因があるかもしれないということで、現在HRD Sakuraで調査してもらっている」
したがって、サウジアラビアGPのレコノサンスラップで止まってしまったパワーユニットが、今後使用できるかどうかは現時点ではわからない。ただ、角田の場合、サウジアラビアGPのフリー走行2回目でトラブルを抱えた1基目のパワーユニットもHRD Sakuraで解析してもらっており、調査の結果、1基目または2基目のパワーユニットに問題がないとしても、時間的にオーストラリアGPには間に合わないということで、今週末は当初から新しいパワーユニットを搭載する予定だったと、エドルズは明かしてくれた。
そして、こう続ける。
「1基目と2基目のパワーユニットのいずれにもなんらかのダメージが確認できたとしても、我々はまだあきらめてはいない。1基目と2基目のパワーユニットでダメージを受けていないコンポーネント同士を再結合させて、1+2基目として復活させる方向で話を進めている」
オーストラリアGP初日、角田は12番手で終えた。角田としてはメルボルンでのパフォーマンスも気になるだろうが、同時に日本のHRD Sakuraでの解析結果にも心が揺れる週末となりそうだ。
(Masahiro Owari)
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5/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |