ヨーロピアン・ミナルディ・コスワースは、2004年のドライバーとしてジャンマリア・ブルーニと契約したことを発表した。
22歳のイタリア人ドライバー、“ジミ”・ブルーニは2003年シーズンの後半、金曜日のセッションでミナルディのサードドライバーとしてマシンのテストを行い、チームと厚い信頼関係を築いてきた。
ポール・ストッダートは次のようにコメントした。「2003年の後半、ジミがヨーロピアン・ミナルディのテストドライバーを務めてくれたおかげで、彼を間近で観察するという恩恵に預かれた。我々は彼と2004年のドライバー契約を結ぶことができて、とても喜んでいる」
「ジミを選んだ理由だが、レースマシンを操る天賦の才能に恵まれているので、彼ならきっと、フェルナンド・アロンソやマーク・ウエーバー、ジャスティン・ウイルソンといったミナルディ出身の成功者たちと同じ道を歩むだろうと思ったからだ。ジミは輝かしい足跡を残していくはずだ。彼なら新しいF1の星になると私たちはかたく信じている」
F1のテストドライバーになって1年もしないうちに正ドライバーとして抜擢されたブルーニは、次のように語った。「来季はチームと共にさらに前進するのが僕の目標だ。開幕戦からF1ドライバー20人の内の1人としてレースを戦うことになったが、今回の契約は初めの一歩にすぎない。さらに前進し、ミナルディの過去のドライバーのように、F1で地位を確立したいと考えている。ポール・ストッダートとヨーロピアン・ミナルディチームには心から感謝の言葉を述べたい。彼らは今年の夏、僕に素晴らしいチャンスを与えてくれた。以来、かなり短い間だったが、チャンスが花開くこととなった」
ブルーニと来季のコンビを組むドライバーについては、後日発表される予定だ。