F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレンF1代表「MCL36は根本的な問題を抱えている」空力コンセプト全体の分析が必要

2022年4月7日

 マクラーレンF1チームの代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、同チームのMCL36には「根本的な問題」があり、それによってマシン全体の空力コンセプトを徹底的に分析する必要に迫られていると語った。


 マクラーレンは、バルセロナでの第1回プレシーズンテストで、最速チームのひとつだった。しかしそれ以降は行き詰まりを見せており、バーレーンでのテストでブレーキトラブルにより走行時間が限られたことも、向上を図る妨げになった。


 第2戦サウジアラビアGPでは多少の進展が見られたものの、総合的に見て、2022年シーズン最初の2戦で、マクラーレンが問題を抱えているとの予想が裏付けられる形になった。

2022年F1第2戦サウジアラビアGP ダニエル・リカルド&ランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第2戦サウジアラビアGP ダニエル・リカルド&ランド・ノリス(マクラーレン)

 ザイドルは「我々には十分なパフォーマンスがない」と、『Motorsport-Magazin.com』に語っている。


「エラーに特定の原因がない。マシンは機能しており、優れた基盤があるのだが、単にグリップが欠けているのだ」


「私は奇跡を期待してはいない。ライバルと同じレベルに到達するのは、それほど簡単ではない。時間がかかるので、忍耐強く取り組んでいく必要がある」


 問題の核心は、MCL36の大幅なダウンフォース不足にあるようだ。今季のメルセデス製パワーユニット(PU)はパワーを失ったものとみられており、それもカスタマーチームであるマクラーレンに不利に働いている可能性がある。


 マクラーレンがパフォーマンス不足である原因のひとつはメルセデスのパワーユニットなのかとジェッダで尋ねられたザイドルは、その点については明言を避けた。彼は、今後の開発プログラムによって、状況を好転させることができるという期待を示している。


「マシンのパフォーマンスに根本的な問題があることは認識している」とザイドルは語った。「我々は目下そのことに集中している」


「この3年間、開発は非常に順調だった。太陽が常に我々に向けて光を注いでいたのだ」
「今は、この状況に対処できるかどうかの試練に直面している」
「MCL36から最大限のパフォーマンスを引き出すことに、全力を注いでいる」


「事前に計画したアップグレードはすべて継続する。そうしていけば、短期的な改善を実現できるかもしれない」
「同時に、空力コンセプト全体について、大規模な分析を行っていく」

2022年F1第3戦オーストラリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第3戦オーストラリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

11/22(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
11/23(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/24(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号