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2022年F1第1戦バーレーンGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

2022年3月21日

 2022年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。


■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=5位

2022年F1第1戦バーレーンGP ケビン・マグヌッセンの5位入賞を祝うハースF1チーム
2022年F1第1戦バーレーンGP ケビン・マグヌッセンの5位入賞を祝うハースF1チーム

 クレイジーな状態が続いているね。本当に素晴らしいレースができたし、マシンは最初から最後までずっと調子が良かった。


 最初のタイヤセットは予想よりもデグラデーションがひどかった。1周目に自分より速いドライバーを何人か抜いたが、その後、彼らを抑え続けるべきか、前に出すべきか、分からなかった。


 少しロックアップもしたから、(第1スティントは)完璧というわけではなかったかもしれない。1回目のピットストップを早めにしたけれど、第2スティントを同じ(ソフト)タイヤで長く走ることで、プランを立て直した。


 終盤にセーフティカーが導入され、誰もが同じタイヤを履いた。そこからは最後までスプリントレースのようになり、かなり激しかったよ。


 レッドブル2台(のリタイア)のことがあったから、少々運に恵まれたことは間違いないが、もちろんうれしい。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ジョージ・ラッセル 決勝=4位

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第1戦バーレーンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 ポジティブなレースだったよ。スタートはうまくいったしね。その後はルイスとふたりで走り続けた。戦略は違っていたけど、僕たちだけのレースをしていた。


 チームとしては3位と4位を獲得することができた。週末前にこの結果を聞いていたら、喜んだだろう。長いチャンピオンシップになるし、今日の流れには満足していい。


 ライバルたちとは、予選で0.5秒差、レースペースでも同じぐらいの差があることを思えば、ダメージリミテーションの面で良い週末になった。


 このマシンにはたくさんのポテンシャルがあるので、データを掘り下げて、パフォーマンスを引き出す方法を理解する必要がある。


 前にいるライバルたちとの差が大きいことは承知しているし、マシンの全体的な限界も把握している。優勝のチャンスをつかむまで諦めるつもりはない。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=3位

2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3位を獲得
2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3位を獲得

 フェラーリを心から祝福したい。彼らが復活したのを見てとてもうれしい。歴史のある名門チームだからね。


 僕たちにとっては難しいレースだった。プラクティスの間、ずっと苦労していたし、これは僕らに可能な最大の結果だと思う。


 もちろん(レッドブルの)ふたりにとって不運なことだったが、僕たちはベストを尽くしたし、このポイントを手に入れられたことに感謝している。


 ファクトリーの皆は必死に働いてくれている。すぐさま状況が好転するようなことはないだろうけど、僕たちは昔から他のどこよりも団結力が強いチームだ。先は長く、地道に取り組み続けるしかないと分かっている。


 すべての週末を最大限に活用していこう。そうすれば、いつかは戦いに戻ってこられるだろう。


(レース後の会見で語り)もちろん、(表彰台に上ることは)期待していなかった。朝起きた時、「戦うチャンスがありますように」「思っているより良いマシンでありますように」と心の底から祈った。でも実際にはレース中、僕らは苦しんだ。


 でもジョージが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、3位と4位でフィニッシュすることができた。今抱えている問題を考えると、これはかなり驚くべき結果だと思う。


 僕たちのマシンの問題は、どこでもひどいバウンシングが出ることだ。ストレートだけではない。低速コーナーでも中速コーナーでも、リヤが全く安定しない。比較的良いのは高速コーナーだけだ。


 とにかく直線でものすごく遅い。ドラッグの問題なのかパワーの問題なのか、僕には分からない。まだ解明できていない。DRSを使っても、前のマシンについていくことができない。


 とにかくやるべきことは多い。リヤが滑りまくっていて、タイヤがどんどん熱くなり、デグラデーションが起こる。この部分でパフォーマンスを向上させる必要がある。


■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 決勝=2位

2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレールとカルロス・サインツ(フェラーリ)が1-2フィニッシュ

 今日は間違いなく、チーム全員にとってお祝いすべき一日だ。1-2でシーズンをスタートできたことは、皆がこの2年間努力し続けてきたことへの完璧なご褒美だよ。素晴らしい勝利を挙げたシャルルにおめでとうと言いたい。


 この喜びを世界中のティフォシと分かち合いたい。トップで戦えずにいる時も、いつも彼らのサポートを感じていた。


 僕もこの結果をとても喜んではいるけれど、自分自身のレースには満足していない。フェラーリに加入して以来、最もハードなレースのひとつといっていいだろう。マシンに完璧になじんでいる感じがしなかった。理由を調べる必要があるね。


 でも、今日はこの素晴らしい結果を皆で祝う時だ。フェラーリを本来の位置であるトップに戻すための大きな努力が、今日実を結んだ。この喜びをかみしめる資格が皆にあるんだ。


 来週のサウジアラビアでもプッシュし続けるよ。フォルツァ・フェラーリ!


■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=1位

2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレールとカルロス・サインツの1-2を祝うフェラーリ
2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレールとカルロス・サインツの1-2を祝うフェラーリ

 今シーズンを迎えるにあたって、自分たちが過去2年間よりも良いポジションにいることは分かっていたが、具体的にどのあたりに位置するのかは分からずにいた。勝つ力があるマシンでトップに戻ってくることができた。信じられないような気分だよ。


 チーム全員に心から感謝している。皆、素晴らしい仕事をしてくれた。この勝利は皆のものだ。


 タフなレースのなかで、自分の力を出し切った。後方に少しギャップを築いているときには、レースをコントロールし、ギャップをうまく管理できていると感じていた。   


 でも1回目のピットストップの後、状況が少し厳しくなった。マックス(・フェルスタッペン)が3度、仕掛けてきたんだ。彼に前に行かれるたびに、ポジションを取り返すために適切な位置取りをする必要があった。


 セーフティカーが出た途端に、それまで築いたギャップがなくなり、またゼロからやり直さなければならなくなった。ベストなリスタートをしなければならないことは分かっていた。うまくやれてよかったよ。


 マシンの開発がこれまで以上に重要になっていくだろう。常に最高の状態でいる必要があるんだ。


 今週末に関しては、僕たちはすべてをうまくやった。ポールポジション、ファステストラップ、優勝と2位をチームのために獲得した。フォルツァ・フェラーリ!



(autosport web)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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