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注目されるフェラーリF1の新型パワーユニット。革新的なスプリットターボ方式採用の噂も
2022年2月17日
2020年のエンジン開発で致命的な失敗を犯したフェラーリだが、去年は特にERS(エネルギー回収システム)で前進を遂げた。では現在「674」のコードネームで開発中のフェラーリ製最新パワーユニットは、どのようなものだろう。
すでに昨年ロシアGPでフェラーリは、ERSを一部改良し、バッテリー電圧を2倍に高めた仕様を前倒しで導入した。しかし「開発の本命は、エンジンだ」と、マッティア・ビノット代表は言明する。
「完全に違うエンジンになる。エタノールを10%含んだE10燃料を使うことで、どのエンジンメーカーも約20馬力の低下が見込まれ、燃焼に大きな影響を及ぼしている。しかし我々は、そこで大きな進化を遂げた」
フェラーリがパワーユニットに関して2種類の選択肢に取り組んでいたことは、以前から知られていることだ。開発の陣頭指揮は、2019年にオーストリアのAVL社から引き抜いたエンジンエンジニア、ウォルフ・ツィマーマンが執っている。
ひとつ目は、2014年にメルセデスが考案した、コンプレッサーとタービンをエンジンの前後に分離して配置する「セパレートアーキテクチャー」の採用だ。ただしフェラーリの場合は、コンプレッサーはもっと奥のエアボックス内に設置される可能性がある。こうすればPU全体がよりコンパクトになり、設置面積を最小限に抑え、複雑な形状のオイルタンクが不要になる。しかし一方で、インタークーラーの設計を変更する必要がある。
だが空力重視のスプリットターボ方式は、マクラーレン時代のホンダが「サイズゼロ」でさんざん苦労したものだ。また、フェラーリは空力を重視した2014年型V6で失敗しており、マラネロでは今もそのトラウマは消えていない。
それらの要素を考えると、最終的にフェラーリはよりクラシックな、これまで通りのレイアウトを採用するのではないだろうか。信頼性の高さは実証済みであり、2025年まで大きな仕様変更なしに使い続けるためには、これがベストの選択と思われる。
一方で燃焼室には、大きな変更が施されるはずだ。500バールに制限された燃圧を補うために、極めて短い点火時間を可能にする技術が投入されるという。2月23日からの2022年最初のプレシーズンテストで、新しいフェラーリ製パワーユニットの全貌が明らかになるかもしれない。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
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| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


