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高効率のダウンフォースを生み出す新マシンは「これまでより直線スピードが速くなるはず」とレッドブルF1が予想
2022年2月13日
オラクル・レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターを務めるピエール・ワシェは、F1の新世代マシンについて、ストレートラインスピードが大幅に向上すると予測している。
レッドブルは2月9日(水)、昨年夏にF1が披露した2022年モデルに基づく新スペックのF1マシン『RB18』を、ほぼ実物に近いモックアップのかたちで発表した。
F1が導入した新しい技術規則には、マシン同士の接近戦を増やす狙いがある。これまで、マシンのリヤウイングから出る乱気流がそのまま不可避的に後続車の空力を乱し、ドライバーによる接近やオーバーテイクを妨げていたため、この乱気流に起因するダウンフォースの目減りを大幅に抑制することにした。この変更を実現させるため、F1は最大量のダウンフォースをマシンのウイングからではなくアンダーボディで発生させるべく、グラウンドエフェクトの空力コンセプトを復活させた。
F1の新規則が意図したとおりに前提を満たせるのかどうかは、時間が経ってみなければ分からない。しかし、レッドブルのワシェは、変更の副産物として、今年のマシンはトップスピードが著しく増すだろうと考えている。
チームのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイ、チーフエンジニアのポール・モナハンとともにレッドブルRB18の開発を説明するなかで、ワシェは「彼らがやりたかったのは、明らかにグラウンドからのダウンフォースを以前よりも大きく生みだすことだ。以前もグラウンドから生じていたが、主にフロントウイング、リヤウイング、ボディワークから生じていた」と述べた。
「これは間違いなくマシンの乗り心地やメカニカルグリップ、空気抵抗に影響してくるだろう」
「この新世代マシンは、非常に高効率のダウンフォースを生みだす。そして、このレベルのダウンフォースで走るマシンは、直線スピードがこれまでよりもずっと速くなるはずだ」
F1の新規則が発表された当初、ニューウェイはその内容について規範的過ぎると感じており、批判的だった。しかし同時に、F1で最も成功したカーデザイナーでもある彼は、今回の改定がF1においてほぼ40年ぶりの全面的な見直しであることも認識している。
「ここまで、非常に異例といえるプロセスだった。今回は大幅な規則改訂になる。1983年、ベンチュリカー(グラウンドエフェクトカー)が禁止され、フラットボトム型のマシンが導入されたとき以来だ」
2022年シーズンより、F1は18インチのタイヤも導入する。モナハンは、これによって各種の影響が生じるだろうと語った。
「ノーズボックスは当然長くなる。だから、どこであれシャシーの前面に整流板を取りつければ、構造としてはずっと長くなり、オーバーハングは拡大する」
「(タイヤについては)路面との適合性という考え方だ。いまは、ロードカーの多くが比較的大きなタイヤになっているが、同時に非常にロープロファイルなタイヤでもある」
「これ以上超えるべきではない上限として、18インチというサイズが出てきた。当然、マシンには若干の重さが上乗せされる。全体としてタイヤが大きいので、かなりの空力効果もあるだろう」
「それから、大きなタイヤの特性についても理解に務めるべきだ。昨年のタイヤについては、それなりの知見を得ているが、今年はまったく新しいタイヤが登場したと考えたほうがいい」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
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