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F1ルーキーの周冠宇、レースナンバーとして選んだ『24』は子ども時代のヒーローの背番号

2022年1月9日

 アルファロメオから2022年にF1デビューを果たす周冠宇が、レースナンバーとして『24』を選んだ理由を説明した。


 周は2022年唯一のF1ルーキーであり、中国出身のドライバーがF1にフル参戦するのは史上初めてのことだ。


 現在のF1では、ドライバーはレースナンバーを自ら選び、F1キャリアを通して使用しなければならない。例外として、チャンピオンは『1』か自身のレースナンバーのどちらを使用してもよいと定められている。


 2021年12月に発表された2022年F1エントリーリストにおいて、周が『24』を選択したことが明らかになった。


 周は、この番号は、子ども時代のアイドル、NBAの伝説的選手コービー・ブライアントの背番号にちなんだものであると明かした。

2021年F1アブダビテスト 周冠宇(アルファロメオ)
2021年F1アブダビテスト 周冠宇(アルファロメオ)

 ブライアントはロサンゼルス・レイカーズで1996年から2016年まで活動、チームを5回チャンピオンへと導いたスター選手だったが、2020年1月に乗っていたヘリコプターが墜落、41歳で死去した。レイカーズはブライアントがつけた背番号『8』と『24』を永久欠番にしている。


「モータースポーツよりもバスケットボールに興味を持っていた時期があり、そのころ、コービー・ブライアントから大きなインスピレーションを与えられた」と周は、『Speedweek』に対してコメントした。


「何よりも印象に残っているのは、彼の仕事に対する姿勢だ。その時代で最高の選手と言われながら、彼はたゆまぬ努力を続けていた」
「彼は朝4時に起きてトレーニングを始め、子どもたちを学校に送り、その後、トレーニングに戻るという生活をしていた」


「他にも理由がある。『24』は6の4倍だ。僕の母国では、6はラッキーナンバーなんだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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