F速

  • 会員登録
  • ログイン

サー・フランク・ウイリアムズの訃報にF1界から悲しみの声。16のF1タイトル獲得を成し遂げた不屈のレーサーを称える

2021年11月29日

 ウイリアムズF1チームの創設者でありチーム代表を務めたサー・フランク・ウイリアムズが死去したという知らせを受け、F1チームや関係者が彼の死を悼み、コメントを寄せている。


 1966年にフランク・ウイリアムズ・レーシングカーズを設立、1977年にパトリック・ヘッドとともにウイリアムズ・グランプリ・エンジニアリングを立ち上げてF1に参戦。ウイリアムズチームは、1980年代から1990年代にかけて、コンストラクターズタイトルを9回、ドライバーズタイトルを7回勝ち取るという大きな成功を収めた。


 しかし2020年には資金難からアメリカの投資企業ドリルトン・キャピタルにチームを売却、フランクと娘のクレアは退任、チームはウイリアムズ家の手から完全に離れた。


 F1で長く活躍し、歴史を作ってきたサー・フランクの訃報を受け、F1界の人々は心から彼の死を悲しみ、その素晴らしい人柄と偉大なる功績を称えている。

■ウイリアムズ・レーシングCEO ヨースト・カピート

「サー・フランクはF1のレジェンドでありアイコンだった。彼の死は、我々チームにとって、またF1というスポーツにとって、ひとつの時代の終わりを意味する。彼は類まれな存在であり、真のパイオニアだった。人生のなかで大きな逆境に直面したにもかかわらず、彼は我々のチームを16の世界タイトルに導き、F1史上最も成功したチームのひとつという地位を確立した」

■メルセデスF1チーム代表 トト・ウォルフ

「忍耐力、苦境から回復する力、スタミナを象徴する人物といえば、サー・フランクだ。彼と一緒に仕事ができたこと、そしてほんの一部ではあっても彼の旅に参加できたことを、心から感謝し、誇りに思っている」

■スクーデリア・フェラーリ

「F1の歴史の中で大きな役割を果たした偉大な人物に敬意を表したい。サー・フランクは、モータースポーツに情熱を注いだ、力強く勇敢なライバルであり、彼の名を冠したチームを大きな成功に導いた」

■アルピーヌF1チームCEOローラン・ロッシ

「今日、我々はスポーツ界の伝説的人物を失った。サー・フランク・ウイリアムズの名前は、F1の歴史に永遠に刻まれ、我々にインスピレーションを与えてくれるだろう」


「ゼロからスタートした彼の情熱と努力、そして類まれな才能が、このスポーツの最も素晴らしい物語を生み出した。残酷な運命に直面しても、彼の勇気と立ち直る力は失われることがなかった。そのことを我々は常に称賛してきた」


「ルノー・ファミリー全員が、共に過ごした時間、特に4つのドライバーズ世界タイトルと5つのコンストラクターズ世界タイトルを、感動と誇りをもって心に刻んでいる」

■レッドブル・レーシング代表 クリスチャン・ホーナー

「サー・フランク・ウイリアムズの訃報を聞き、非常に悲しんでいる。彼は真のジェントルマンであり、本物のレーサーだった。レッドブル・レーシングを代表して、あなたがF1に与えたすべてのものに感謝する」

■アストンマーティンF1チーム

「サー・フランク・ウイリアムズの訃報に接し、大変な悲しみに包まれている。彼は、その人生とキャリアを通じて困難に立ち向かい、このスポーツの最も偉大なアイコンとなった。素晴らしい人物であり、素晴らしい競技者であった彼の遺産は、永遠に残るだろう」

■マクラーレンF1チーム

「サー・フランク・ウイリアムズは、情熱、創意工夫、献身を体現した真のレーサーだった。計り知れないほどの逆境の中で、サー・フランクは強力で恐るべきチームを作り上げた。ウイリアムズの名前はF1の歴史に刻まれ、彼の死はF1関係者のみならず、世界中のすべての人々の心に刻まれるだろう」

■ホンダF1マネージングディレクター 山本雅史

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ

■アルファロメオF1チーム

■ハースF1チーム

■「サー・フランクは最後の最後まで根っからのレーサーでありファイターだった」とハミルトン

■F1 CEOステファノ・ドメニカリ

「彼は、人生における最も困難な課題を克服し、コース上でもコース外でも勝利するために日々戦ってきた、このスポーツにおける真の巨人だった。F1ファミリーの中で最も愛され、尊敬されていた人物を失った。彼が亡くなったことを皆が非常に寂しく思う。彼の素晴らしい業績と個性は、我々のスポーツに永遠に刻まれる」

■FIA会長ジャン・トッド

「非常に悲しいニュースだ。サー・フランク・ウイリアムズは、F1の歴史に忘れがたい印象を残した。彼はパイオニアであり、並外れた人格者であり、模範的な人物だった」

■ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ・ドライバー)

「今日、僕たちは、このチームを決定づけた人物に別れを告げる。サー・フランクはただただ素晴らしい人だった。一緒に笑い合ったことをいつまでも忘れないだろう。彼はボスであるとともに、ウイリアムズ・レーシング・ファミリーに加わったすべての人たち、他の多くの人々にとっての指導者であり、友人でもあった」

■ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ・ドライバー)

「とても悲しいニュースであり、僕たちのスポーツとチームにとって大きな損失だ。あなたの名前を代表して世界の舞台に立つことができたことを光栄に思う」

■ルイス・ハミルトン(メルセデス・ドライバー)

「サー・フランク・ウイリアムズは、僕がこのスポーツの世界で出会うことができた人々のなかで最も親切な人のひとりだった。彼が成し遂げたことは本当に特別なことだ。最後の日を迎えるまで、彼は根っからのレーサーであり、ファイターであり続けたということを僕は知っている。彼の遺産は永遠に残ることだろう」

■ランス・ストロール(アストンマーティン・ドライバー)

■バルテリ・ボッタス(メルセデス・ドライバー)

■カルロス・サインツ(フェラーリ・ドライバー)



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号