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Q&A:オリビエ・パニス

2003年10月27日

 昨年パナソニック・トヨタ・レーシングに加入したオリビエ・パニスが、移籍1年目のチームのこと、シーズン中の良かった点と悪かった点、TF103のことをはじめ、色々と語ってくれた。

Q:オリビエ、2003年のF1シーズンが終わりました。トヨタTF103について、強かった点と弱かった点について評価してください。
オリビエ・パニス(以下OP):TF103のことだが、初めてテストしたとき、2002年型マシンに比べて、ポテンシャルが高いことにとても大きな印象を受けた。空力もメカニクスもエンジンも上で、コンペティティブなマシンの出来に、冬期テスト中は喜んでいた。しかし、シーズンを通してマシンに一貫性が無かったのがマズい点だった。あるレースではとても速いのに、別のレースではそうでもなかった。だけど、たくさんのことが学べたと思っている。来年に向けていい指針ができた。今年最も良かった点の1つはエンジンだ。来年はルールが改められ、3日間を通して1基のエンジンしか使えなくなるが、パワーも信頼性も維持できるはずだと思う。

Q:マシンは考えていた通りのパフォーマンスを示しましたか? それとも期待以下でしたか?
OP:マシンはコンペティティブだったけれど、それをポイントフィニッシュに結びつけることができなかった。マシンはとても速いのに苦しいレースを強いられることが何度かあった。イモラとかモナコ、オーストリアのようにね。しかし、チーム一丸となって、マシン性能を向上させようとハードワークに徹し、その成果が出た。シーズン中、マシンはずいぶん良くなった。冬期テスト中は速かったのにシーズン中はそれほどでもなかったと言われればその通りだが、それには様々な理由がある。もっといいレース結果を期待していたかどうかって? もちろん、していたさ。しかし、マシンは速く、将来に向けた可能性を示すことができたと考えている。ホッケンハイムで僕とクリスチアーノ・ダ・マッタは共にトップ6に入ったが、2人並んで6位に入ることなら、今年のほとんどのレースで可能だったと思う。予選でのパフォーマンスはとても素晴らしかった。TF103が10番グリッド以内に入らなかったのは、たったの2レースしかない。インディアナポリスと鈴鹿では2列目に食い込んだ。2年目のチームとしては、かなり賞賛に値することだと思う。


Q:これまで様々なF1マシンに乗って色々な経験をしてきたと思いますが、TF103はどういった点が評価されるでしょうか?
OP:バルセロナやインディ、シルバーストンなど、TF103は今年、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことが何度かあった。マシンの限界までコースを攻められることも多々あった。なのに、なぜだか今ひとつスピードに乗れない。この点が、冬の間に克服しなければならないことだが、来年用のTF104はコンスタントにポイントが獲得できるマシンだと思う。今年のことから考えて、そうなるはずだ。

Q:今シーズン、F1で初めて左足ブレーキを経験しましたが、いかがでしたか?
OP:ずいぶん長い間、左足でブレーキを踏んだことがなかったので、とても戸惑った。特に、ヘビーブレーキングの時はね。しかし、今シーズンはステアリングコラムの関係でペダルの辺りが狭く、左足ブレーキにせざるを得なかった。でも、いまはもう大丈夫。10年も左足でブレーキを踏んできたかのようだよ。やりにくさはまったくない。カートをやっていた頃は、もちろん左足ブレーキだった。しかし、F3ではクラッチがある関係から右足でブレーキを踏んでいた。右足ブレーキの方が自然な感じがするけれど、今年はさっきも言ったように、選択の余地がなかった。でも、10ラップも走ったら、すぐに慣れたけれどね。

Q:シーズンを振り返って、個人的に良かった点と悪かった点をお聞かせください。
OP:個人的に不満なことは、チャンスがあったのにあまりポイントが獲れなかったことだ。でも、チームの仕事としては評価できる1年だった。予選では、新ルールのもと果敢に攻めて、ほとんどいつも好結果を残すことができた。スピードの点から言えば、とても満足している。優勝できるまでは十分とは言えないけれど、いい方向に進んでいると思う。一番残念だったのはインディアナポリス戦だね。予選では3番手につけたけれど、戦略でしくじった。ウェットタイヤに履きかえたものの、コンディションが悪くならないと知り、上位フィニッシュの望みは無くなったと思ったね。


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