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フェルスタッペンがポール獲得、ハミルトンとペレスは僅差で届かず。角田は2戦連続Q3進出【予選レポート/F1第17戦】
2021年10月24日
10月23日現地時間16時、第17戦アメリカGPの予選が行われた。
気温は29度、路面温度は37度と高いが、雲がやや多くなり降水確率は40%に上がる。
バルテリ・ボッタス(メルセデス)は6基目のICE投入で5グリッド降格、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)は4基目のパワーユニット投入で最後尾グリッド降格ペナルティが決まっている。この3台のなかでのグリッド順は予選結果によって決まる。
各車とも決勝に向けてミディアムタイヤとハードタイヤを温存しているためソフトタイヤの残りセット数は少ないが、Q1では新品のソフトタイヤでコースイン。レッドブル勢はマックス・フェルスタッペンが前、メルセデスAMG勢はボッタスを前にチームメイト同士2台が前後並んでコースへと向かう。
1回目のアタックでは路面向上によって各車が続々とタイムを更新していき、ダニエル・リカルド(マクラーレン)がレッドブル勢を上回って1分34秒407でトップに立ち、フェルスタッペンは0.114秒差で2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手、カルロス・サインツ(フェラーリ)が4番手につけ、メルセデスAMG勢は6番手・7番手に留まる。フェルスタッペンは計測2周目でタイムを更新しリカルドを0.055秒上回ってトップに立ち、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)もセクター3最速で0.017秒差の2番手に浮上した。
この時点でアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが8番手、角田裕毅は10番手につけた。
残り4分で各車が2回目のアタックに向かい、メルセデスAMG勢は中古のソフトでコースイン。レッドブル勢、マクラーレン勢、サインツの上位5台はピットで待機する。
ここで2セット目のソフトを投入したシャルル・ルクレール(フェラーリ)がセクター1と3で最速タイムを刻んで1分34秒153のトップタイムを記録。
最終アタックのターン1出口でアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がスピンしダブルイエローが出され、直後を走行していたランス・ストロール(アストンマーティン)はアタックを断念。1回目のアタックでタイム削除となっていたこともあり16番手でQ1敗退。17番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、18番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、19番手ミック・シューマッハー(ハース)、20番手ニキータ・マゼピン(ハース)というQ1敗退組となった。
Q2は決勝のレース戦略を見据えてメルセデスAMG勢とレッドブル勢、マクラーレン勢、ルクレール、ガスリー、エステバン・オコン(アルピーヌ)はミディアムタイヤでアタックへ。それ以外の各車はソフトを選び、Q3用以外の新品が1セットしか残っていない角田、アロンソ、ラッセルはまず中古のソフトで習熟走行を行う。
ここでフェルスタッペンが1分33秒464でトップに立ち、ハミルトンは0.333秒差の2番手、ノリスが0.416秒差の3番手。ペレスはターン19、リカルドはターン9のトラックリミット違反でタイム抹消となってしまった。
残り5分でペレスが2セット目の新品ミディアムを投入、リカルドも同様にミディアムでタイムを出しに行く。サインツもミディアムで2回目のアタックに臨み、ガスリーは2回目のアタックでソフトに履き替えたがタイムは更新せずにミディアムでQ3進出。
ペレスは暫定7番手のタイムを記録して、リカルドも9番手で辛くもミディアムでQ3進出。角田は最後のアタックで10番手のタイムを記録し2戦連続のQ3進出を決めた。その結果、Q3進出組ではサインツと角田だけが決勝はソフトタイヤスタートとなった。
オコンはスタートタイヤ選択の自由を選んで最後にバックオフして11番手、12番手ベッテル、13番手ジョビナッツィ、14番手アロンソ、15番手ラッセルというQ2敗退組となった。
Q2進出組のうちグリッド降格が決まっているアロンソはスロー走行で1分44秒台のタイムを記録して降格組3人のなかで最上位のグリッドを確保したかに思われたが、ベッテルが1分35秒台で12番手タイムを記録し、同じく35秒台を記録したラッセルはターン9のトラックリミット違反でタイム抹消となり、降格勢のなかでの最下位となった。
Q3ではメルセデスAMG勢が先頭でコースインし、レッドブル勢は最後にコースイン。各車ともソフトタイヤを履くが、新品が1セットしか残っていないアルファタウリ勢は中古ソフトで1回目のランに出る。
ここでペレスが1分33秒180でトップに立ち、メキシコ系の観客が多いグランドスタンドからは大歓声が上がる。フェルスタッペンは0.019秒差の2番手、メルセデスAMG勢はボッタスが0.295秒差の3番手、ハミルトンは0.384秒差の4番手となった。
残り4分でメルセデスAMG勢、マクラーレン勢が早々に最後のアタックへと向かう。
最後に小雨がパラつき始めるなか、フェルスタッペンはセクター1でベストを刻んで1分32秒910でポールポジション獲得。ハミルトンはセクター2で最速を刻んだものの0.209秒届かず2番手、ペレスは0.224秒差の3番手、5グリッド降格のボッタスは0.565秒差の4番手となった。5番手・6番手にルクレールとサインツのフェラーリ勢、7番手・8番手にリカルドとノリスのマクラーレン勢、9番手・10番手にアルファタウリ勢で角田はアタックをまとめきれず10番手に終わった。
(Mineoki Yoneya)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |