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F1オーストラリアGP、2022年に実施できなければ契約解除の可能性も。主催者は政府の助力のもと開催に自信
2021年10月20日
オーストラリア・グランプリ・コーポレーションは、メルボルンでのF1オーストラリアGPを運営する地元国営企業だが、2022年のイベントをできれば予定された4月10日に確実に開催しなければならない。FOMの情報筋によると、オーストラリアGPを3年連続で開催しないということになると、F1との契約を解除される可能性があるという。
すべてのグランプリと同様に、オーストラリアのレースもF1との詳細にわたる契約下にある。あらゆる可能性が想定されており、ペナルティと例外事項について二者間で合意がなされている。そうした可能性のひとつとしてレースの中止があるが、それには3つのケースが考えられ、二者のどちらかが全体の責任を負うことになる。
たとえばレースをスタートするのに十分なマシンが揃わなかった場合はF1が責任を負う。また、グランプリまでにトラックの準備が間に合わなかった場合、もしくはレース中止の理由が当該地域での戦争、パンデミック、または地元自治体の判断といった不可抗力である場合は、主催者が責任を負う。メルボルンは2020年にF1を開催しなかったことについてずっと言及されるだろう。当時中国で始まったパンデミックはイタリアに壊滅的な打撃を与えており、オーストラリアGPは第1回フリー走行セッションのわずか2時間前に中止になったのだ。
多くの人々が家を出てオーストラリアへ渡航する際に、グランプリを開催するのはひどい考えだと認識していた。FIAとFOMは契約によって間に合うようにレースを中止できなかったが、それは多額のペナルティの支払いを避けるためだった。そして地元主催者も、負担を背負うことを望まなかった。誰も二者に支払いをすることなくレースをキャンセルするための長い交渉が続いて行われた。
2020年と2021年のレース中止については、F1側が容易に受け入れた。しかしFOMの情報筋によると、F1関係者全員がワクチン接種を終え、ヨーロッパとその他先進国ではパンデミックが制御されるであろう2022年にメルボルンがレースを中止したら、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはフォーミュラ・ワン・グループがコストを負わずにオーストラリアGP主催者との契約を終了できる条項を発動する可能性があるという。
オーストラリアGPコーポレーションCEOのアンドリュー・ウェスタコットは、この可能性に言及することなく、地元メディアに対し次のように認めた。
「来年はメルボルンにとって運命を左右する年だ。F1カレンダーの枠を巡って激しい競争があり、それが紛れもないリスクとして存在する。これまでのところ忍耐を持つしかないが、忍耐は薄くすり減ってしまうこともある。そのため、我々が2022年のオーストラリアでのイベントを開催できなかったら、F1はメルボルンの代替地を探す十分な権利を持つことになる」
代替候補地のひとつとして、F1をアデレードでふたたび開催する可能性があるかもしれない。先週末、1985年から1995年までオーストラリアGPを開催したエリアの大規模開発の動議が却下された。地元自治体が、『ビクトリアパーク内に建設されたコースの歴史的価値』を認めたのだ。この市街地サーキットはふたつのパートに分かれている。ひとつはアデレードの通りに入り、90度のコーナーが数多くあるが、最後の数コーナーとターン3への進入口は公園内になるように設計と建設が行われており、後にはV8スーパーカーのレースに使用された。
メルボルンがグランプリを失ったら、アデレードはグランプリを取り戻そうと熱心に動くだろう。そのためウェスタコットは警鐘を鳴らし、彼の地元州政府にプレッシャーをかけている。しかしながらウェスタコットは主張をより明確にし、2022年のレースが政府の助力のもと、開催へと進むことに確信を持っていることを強調した。
「私は、スポーツ・観光・大規模イベント担当大臣であるマーティン・パクラとの対話と非常に力強いサポートから、絶大な自信を得ている」
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

