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アルボンのウイリアムズF1加入にはレッドブルとの契約解除が条件か。メルセデス代表は情報流出を懸念
2021年9月8日
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは、今後ウイリアムズがアレクサンダー・アルボンと仕事をできるとすれば喜ばしいことだが、それはレッドブルが彼との契約を解除した場合に限られる、と述べた。
伝えられるところでは、ジョージ・ラッセルの後任候補について、ウイリアムズが作成したリストの最上位にはアルボンの名前があるという。アルボン自身はアルファロメオ・レーシングにも関心を寄せているようで、アルファロメオの2022年のシートは、現時点でひとつ空いている。
しかし、アルボンのウイリアムズ加入という選択肢について、当然のことながらウォルフは懸念を持っている。レッドブルのサポートを受けているドライバーがメルセデスと技術提携するチームに加われば、パワーユニットに関する特定の情報へのアクセスが可能となり、その内容がレッドブルに逆流するかもしれないからだ。
「パワーユニットの問題はひとつだ。昨日話したように、私はアルボンがF1のシートを得るにふさわしいドライバーだと思っている」と、ウォルフはザントフォールトで語った。
「ただし、100%のレッドブルドライバーをメルセデスPUのチームに迎えるのはなかなか難しい。だから、レッドブルが彼との契約を解除するのであれば、私は喜んで彼と仕事をしたい」
「他方、我々はもちろんニック・デ・フリースも支援しているが、彼はウイリアムズのシートを得るためにチームと交渉している。つまり、さまざまな方向性が検討されているということだ」
9月3日(金)、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2022年にアルボンをふたたびグリッドへ迎えるべく、レッドブルとして「努力を続けている」と述べた。
「彼の気持ちはいまウイリアムズに傾いていると思うが、当然それにはいくつかのハードルが生じる」とホーナー。
「彼はこれまでに4回ほど、隣のチーム(メルセデス)から電話連絡を受けている。私は彼に、無視するようにと伝えた」
しかし、ウォルフは「隣のチームからの電話連絡」について以下のように釈明した。
「アレックスは、メルセデスの若手ドライバープログラムを仕切るグウェン・ラグルーと定期的に連絡を取り合っている。ふたりと我々のチーフストラテジストであるジェイムズ・ボウルズとで、来年の可能性について協議していた」
「物事はいつも……どこかでねじれてしまうようだ。彼は何かをすべき、あるいはすべきではない、といった類いの指示を受けてはいない。アレックス、あるいはニックにとっての良い機会を、どうすればアレックスとメルセデスグループとのあいだで平和裏につくり出せるか、探求を続けているだけだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

