「タイトルはまだ決まったわけじゃない」とシューマッハー
2003年10月6日
今週末の鈴鹿を前に、F1世界タイトルを目前にしたミハエル・シューマッハーが、6度目の栄冠の可能性を語ることは避けながらも、自身とフェラーリがドライバーズとコンストラクターズの両選手権獲得のために全力を尽くすと決意を新たにする。
先週、ムジェロで終日のテストを終えた後、シューマッハーは報道陣の取材に応じてからサーキットを後にした。自宅に戻り、キミ・ライコネンとの最終決着の場となる日本に向けて旅支度をするためだ。シューマッハーが6度目のタイトルをつかむのに必要なのはわずか1ポイントで、実現すれば現在のファン・マヌエル・ファンジオとのタイ記録を破り、単独トップとなる。
鈴鹿での走行経験はそれほど多くないものの、シリーズ最終戦に向け余裕の表情で取材に応じるシューマッハー。タイトルはもうその手中にあると言っていい状況だが、6度目の栄冠については語ろうとはしない。
「いつも言っている通りだ」と彼。「まずこのレースに勝つこと、それ以外は後のことだ」
その声は決意に満ちていたが、しかし、今季変更されたポイントシステムのおかげで日曜の1ポイントの確保がより容易になったことを認めつつ、狙いは2つのタイトル獲りであり3チームがまだ闘いの場にいることを指摘。そのために、しかし、“汚い手”が使われることはないだろうと話す。
「スポーツとは予想不能なものだが、これはゲームの一部の話だ。ウイリアムズとマクラーレンが結託してフェラーリに対抗してくることはないと思う。ウイリアムズはコンストラクターズ、そしてマクラーレンはドライバーズのタイトルと、求めるものが異なっているからね」
「でも、僕らがほしいのはその両方なんだ……」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
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8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
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10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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