最新記事
- 「2週連続Q3はポジティブ」「まずまずの挽回...
- 「現時点ではこれがマシンの最大限」「あれよ...
- レーシングブルズのローソン予選12番手「マシ...
- Q3進出も、グリップの増した路面でRB21の限界...
- メルセデスのラッセルが予選3番手「喜び半分...
- ピアストリ、0.01秒差でポールに届かず予選2...
- 【F1第5戦予選の要点】自らを「愚か者」と罵...
- フェルスタッペンがコースレコード更新のPP。...
- 【正式結果】2025年F1第5戦サウジアラビアGP...
- 【タイム結果】2025年F1第5戦サウジアラビアG...
- 「思っていたよりもマシンが曲がった」RB21を...
- 6番手の角田が終盤にクラッシュ。初日はマク...
F1技術解説オーストリアGP:アップデートの手を休めないレッドブル。5戦で3つ目のフロントウイング投入
2021年7月16日
2021年F1第7戦フランスGP、第8戦シュタイアーマルクGP、第9戦オーストリアGPの3連戦で各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点について解説する。今回は、オーストリアにレッドブルが持ち込んだ新しいデフレクター、フロントウイングを取り上げる。
────────────────────────────────
レッドブルのマシンパッケージが今季最強であることは、誰の目にも明らかだ。にもかかわらず彼らはRB16Bへの改良を止める気はないようだ。レッドブルリンク2連戦の初戦シュタイアーマルクGPで新たなディフューザーを投入した翌週のオーストリアGPには、車体両脇に大幅な変更が加えられた。
このブラインドカーテン状のデフレクターは、前方から車体両脇に沿って流れてきた気流を外側に逃す役目を果たす空力パーツだ。
今回の改良では、下方にあるデフレクターが延長された(黄色矢印参照)。そしてこれまで2枚だったのが、3枚構成になっている(赤矢印参照)。さらに後方の3枚目のデフレクターもやや長くなった(青矢印参照)。
■フェルスタッペンが称賛した改良ウイング
オーストリアGPでは、マックス・フェルスタッペン車のフロントウイングにもアップデートが施された。第5戦モナコGPからの5戦で3回目という、信じられないほどの頻度だ。それが功を奏したか、フェルスタッペンのポールタイムはさらに短縮され、レース中に担当エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼが「マシンバランスはどうだ」と聞いてきた際には「この新しいウイングはすごくいい」と、改良ウイングの良さを称賛していた。
チームメイトのセルジオ・ペレスは、フロントウイングは旧型のままだったが、前戦にフェルスタッペン車に投入された新型ディフューザーは装着されていた。
いずれにしてもシーズン中の開発スピードにおいても、メルセデスが遅れを取っていることは明らかだ。トト・ウォルフ代表は今週末イギリスGPでのアップデートが、今季最後のものだと言明している。今後のW12の改良は、CFDだけを使用した小規模なものになるということだ。風洞による開発は、すでに100%来季型マシンに向けられている。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

