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F1第8戦シュタイアーマルクGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2021年6月27日
2021年F1第8戦シュタイアーマルクGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)だ。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=5番手
今日の予選には少しがっかりしている。特にQ1がよくなくて、それが予選全体に影響したと思う。
Q1最初のランでバランスにあまり満足していなかったために、もう一度走行し、2セット目のタイヤを使わなければならなかった。それによってQ3最初のランではユーズドタイヤを使うことになった。とてもいい感触を持っていたのだが、新品タイヤを履いた時、スムーズなラップにはならず、思っていたほどタイムを上げることができなかった。
今回、タイム差がとても小さくて、中団勢も上位にいるから、最初のランで何が起きていたのかを分析する必要がある。
明日はソフトタイヤでスタートし、いい戦略で走れる。長いレースのなかでチャンスはたっぷりあるから、明日が楽しみだよ。いいレースができると信じている。今日もマックス(・フェルスタッペン)は素晴らしい仕事をしたね。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=4番手
(バルテリ・ボッタスのペナルティにより)最終的には3番グリッドを獲得でき、とてもいい予選だった。マシンのフィーリングは予選の間ずっとよくて、自信を持って走ることができていたし、少しずつ必要な改善を重ねることもできた。このおかげで3番手を獲得できたのは素晴らしい。特にポールポジションからコンマ2秒半しか離れていないのはいいね。
明日多くのポイントを持ち帰るためにポジティブな要素がたくさんあるし、とてもいいポジションにいる。でもレースは長いし、レースにならないとポイントは得られない。これが重要だ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=3番手
(会見で語り)FP3でいいラップを走ったので、「Q3でこういうラップを走らないとな」と思っていた。でもそれが全くできなかった。
今回はとてもいい週末を過ごしてきた。マックス(・フェルスタッペン)ほど速くはなかったが、グランプリ前に大量の作業に取り組み、金曜日にはマシンの感触がとてもよかったんだ。10ミリ秒ほどの効果のある変更を少しずつ積み重ねていった。でも予選に入ったら、マシンの感触がFP3ほど良くなくなっていた。原因ははっきりとは分からない。
(Q3最後のアタックラップの前に、何台かのマシンを抜いたことはマイナスに働いたのではという質問に答えて)今思えば間違いなくそうだね。皆がすごくゆっくり走るのではないかと心配したんだ。そうするとタイヤの温度を上げられなくなってしまうからね。
でも汚れたラインを通ったことで、タイヤが汚れてしまい、最終コーナーをうまく立ち上がることができなかった。ターン1までに0.1秒、ターン3までに0.2秒遅れてしまったんだ。そうなると(ポールの)望みはない。その後、失ったタイムを何とか取り戻そうと攻めていったが、うまくいかなかった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=2番手
今日はペナルティのことは忘れて、すべてのことを完璧に成し遂げ、現状のなかで最大の結果を出すことを目指した。いい予選だったと思う。チーム全体でいいセットアップを見つけるために努力し、マシンに施した変更によってプラクティスの時より感触が良くなった。いいラップを走れたよ。今日の僕らのパッケージからあと0.2秒見つけ出せたとは思わないので、これが最大の結果だろう。
決勝スタートでは周囲のソフトタイヤ勢の方が少し有利だろうが、僕たちのマシンにとってはミディアムタイヤの方が優れたレースタイヤだと思っている。早い段階で彼らを抜くことが重要だ。
もちろん5番グリッドではなく2番グリッドからスタートしたかったが、仕方ない。この結果に対処するしかない。
レッドブルとは接戦になるだろう。今シーズンは、予選では彼らの方が速くて、決勝では接戦という状況が続いている。明日のレースが楽しみだよ。
(ペナルティについて語り)個人的にはかなり厳しい対処だと思っている。ペナルティが出るなんて、全く想像していなかった。だがもちろん他のチームにしてみれば、機会があれば「危険だ」と不満を言うものだし、そうなるとペナルティが出る。
このスポーツでは、誰もがライバルを陥れようとする。もちろん、ピットレーンに大勢の人がいたら危険な状況になる可能性はあった。でもあの時はそうではなかった。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=1番手
レッドブルがホームコースでの初ポールを獲得できたので、もちろん素晴らしい結果だよ。すごくうれしい。
今年は予選で大きく進歩した。このマシンは競争力が高く、とてもセットアップしやすい。予選に向けてさらにいい変更を施すことができた。
Q3最初のラップはとても感触が良かった。このコースはコーナー数が多くはないが、ラップをうまくまとめるのがとても難しい。ターン3とターン4へのブレーキングで少しでもミスをすると、簡単にコンマ1秒を失ってしまうんだ。
F1で走り始めたころから、ここは得意とするサーキットのひとつだった。さまざまなサーキットを見ても、ドライビングによって差をつけられるようなコーナーは多くはない。コーナーへのアプローチが単純なサーキットもあるけれど、ここはいくつか選択肢があるのでそれが楽しいんだ。
明日もまたかなりの接戦になると予想している。メルセデスのマシンは決勝で強いと分かっているし、彼らはタイヤの使い方がうまいから、タイトな戦いになるだろう。誰もがそういうレースを見たがっている。ファンにとってもいいことだよ。
(会見で、Q3ベストタイムを最初のランですぐに出したことについて聞かれ)エンジニアが(Q3に向けて)僕を奮いたたせたんだ。彼は(Q2で)僕が狙いどおりのラップを走らなかったことに腹を立てていた。僕がピットに戻ると、彼は無線で「ターン1で渋滞に引っかかったのは分かっている。でもタイヤの感触を確認するためにあのラップではプッシュするべきだった」と言ったんだ。僕は黙っていたけれど、心のなかで、Q3最初のランでプッシュしてやろうと奮起していたんだ。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |