最新記事
- サインツのペナルティが再審で撤回。ローソン...
- グランプリのうわさ話:2026年に向けたフェラ...
- 「我々は長い間F1に留まるつもりだ」ルノー新...
- フェラーリ、カスタマーであるキャデラックF1...
- レッドブルに訪れた変化。“エンジニア”のメキ...
- 松田次生のF1目線:新人の活躍が目に留まった...
- 【角田裕毅の2026年動向予想アンケート結果発...
- F1チーム代表の現場事情:レーシングブルズ/...
- 【F1第16戦ベスト5ドライバー】勝利のために...
- 「あなたにとってレッドブル初優勝だ。おめで...
- 「アレックスに譲って、ついて行け」一度は拒...
- FIA、V8エンジンの早期復活を望むも、F1マニ...
ホンダF1田辺TD会見:ベンチマークとなるバルセロナ「ここで弱点が見えたら、パフォーマンス向上の検討も進む」
2021年5月7日
前戦ポルトガルGPについてホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、両チームともに、「なかなか厳しい週末でした」と総括した。2位に入ったものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は勝者ルイス・ハミルトン(メルセデス)を脅かすことはできず。アルファタウリのふたりも、期待外れの結果だった。
今週末スペインGPが開催されるバルセロナ-カタロニア・サーキットは、マシン性能の優劣が最もラップタイムに反映しやすいコースとして有名だ。田辺TDも「各チームの強み弱みが、いっそうはっきり見えるはず」と、審判を待つ心持ちのようだった。
────────────────────
──今シーズン初めての連戦です。
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):はい。ホンダスタッフもポルトガルから直接、バルセロナに入りました。例年は開幕前テストも行われ、慣れ親しんだサーキットであり、町なのですが、今年は新型コロナウイルスのためにテストはバーレーンになりました。ですので今年のクルマでカタロニア・サーキットを走るのは、今回が初めてになります。
──改めて先週のレースの総括をお願いします。
田辺TD:なかなか厳しい週末でした。今ひとつ歯車が噛み合わなかった。持てる力は最大限に近いレベルで発揮できたと思いますが、レッドブルもアルファタウリも、若干心残りの結果でした。レッドブルは(セルジオ)ペレス選手も調子を上げてきていますから、いい結果を期待したい。我々も今年のパワーユニットの使い方をさらに向上させて、週末に臨むつもりです。
──マックス・フェルスタッペンのスタートは、本人も今ひとつと言っていましたが、車体側、あるいはパワーユニット側のセッティングに何か不具合があったのですか?
田辺TD:いえ、特にありません。
──単純にホイールスピンしすぎたのでしょうか?
田辺TD:特にどこかがおかしくて、とんでもないことがおきたわけではなかったです。
──レッドブルから2022年以降のパワートレイン開発部門の発表がありました。HRD Sakuraでの開発状況は、どうなっていますか。
田辺TD:2022年以降というより、2022年のパワーユニット(PU)開発については両者で合意ができています。詳細は、まだ交渉中です。
──カタロニア・サーキットはターン10が改修されて全長が少し伸び、ブレーキングポイントも変わると思われますが、PU側は特に大きな影響は受けそうにない?
田辺TD:ないですね。
──ここはマシンパッケージの全体像が明らかにされるサーキットといわれますが、そのことに対しては不安よりもワクワク感の方が大きいですか?
田辺TD:ここでいきなり状況が大きく変わるとは思っていません。自分たちの定規に当ててみて、こんなところだろうというのはある程度見えています。
──第2戦エミリア・ロマーニャGPや第3戦ポルトガルGPは、昨年までのデータが少なかったこともあって、それぞれのレース前には見えない部分も大きかったです。今回はそうではないのでしょうか?
田辺TD:そこまで極端ではないですが、たとえばバーレーンは開幕前テストをやって、そのままレースに臨んだという意味で、第2第3戦とはちょっと違った。今回のバルセロナは、その点がバーレーンにちょっと近いかと。
──ここでの結果が、マシン本来の速さを示すと考えて間違いないですか?
田辺TD:ベンチマークとなるコースというのは、変わらないと思います。年間を通しての各チームの強み、弱みが、ここでよりはっきり見えてくるのではないかと。言い換えればここで何らかの弱点が見えた時に、ではこの先のレースでどうパフォーマンスを上げていけるのか。そんな検討も、さらに進むと思っています。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

