ハミルトン劇的な挽回で2位「周回遅れに対して我慢が足りなかったせいで、大変な一日に 」メルセデス/F1第2戦
2021年4月19日
2021年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位を獲得した。
ポールポジションからインターミディエイトでスタートしたが、すぐさまマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に抜かれ、2番手に落ちた。さらに、周回遅れを抜く際にコースオフ、フロントウイングを破損した状態でなんとかコースに戻れたものの、ポジションを落とし、ピットインした。同時期にバルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルのクラッシュで赤旗中断に。ハミルトンは9番手からリスタートし、次々に前方のマシンを抜き去り、2位でチェッカーを受けた。
ハミルトンはファステストラップを記録したため、フェルスタッペンとは1点差でランキング首位を守っている。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
レース中にバリアに突っ込んで、1周遅れになったのだから、もちろん、大変な一日だった。雨のなかではペースがとても良く、前についていくことができた。でもバックマーカーを処理する時に少し我慢が足りなかったね。人間だからこういうミスをすることもあるよ。
レースに復帰できたのは本当にありがたいことだ。おかげで2位に戻ることができた。僕のマシンは今日は大変な時間を乗り越えなければならなかった。ポールポジションからスタートしたのだから、トップでフィニッシュすべきところだけど、そういうときでもいろいろな試練が訪れるものだ。今すごいバトルに直面している。戦いの始まりだ。
■ボッタス「ラッセルが体勢を崩して衝突してきた」
2021年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはリタイアした。
ボッタスは8番グリッドからインターミディエイトタイヤを履いてスタート。1周目に10番手に順位を落とし、28周目にミディアムに交換、30周目には9番手を走っていた。タンブレロに近づくなか、後方からラッセルが追いつき、ボッタスに並びかけたところで右側のタイヤが濡れた路面に乗り、ラッセルはスピン、ボッタスに衝突した。2台はコースオフ、幸いドライバーは無事だったものの、マシンが大破した。これによりレースは赤旗中断となった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームム
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア
身体は問題ないよ。大きめなクラッシュだったけれど、あの時のスピードからして、もっとひどいことになっていてもおかしくなかった。
ジョージが後ろから近づいてきて、追い抜きをかけようとした。このコースは幅が狭くて、ドライのラインはひとつしかない。彼はアウト側に寄った。そこには2台分のスペースが常にあったのに、コントロールを失ったようで、僕に衝突した。
まだ彼とは話をしていない。(接触した直後に)彼が言っていたことは聞こえなかったけど、互いに見方は違うのだろう。
今日のレースはきつかった。グリッド位置から順位を上げていくのが難しかったんだ。でも何とかポジティブな要素を見つけて、前に進まなければならない。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |