最新記事
フェラーリF1のルクレールが旧型車でテスト。選手権3位争いで先制狙う
2021年4月10日
スクーデリア・フェラーリは、4月8日、9日にイタリア・フィオラノで2018年型SF71Hを使用してテストを行った。8日には育成プログラム、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバー、マーカス・アームストロングとロバート・シュワルツマンが走行、それぞれ約200kmを走った。9日にはレギュラードレイバーのシャルル・ルクレールが登場、約400kmを走りこんだ。
ルクレールのテスト走行についてフェラーリは、「イモラへのウォーミングアップ」であるとして、次戦エミリア・ロマーニャへの準備であると説明したが、詳しいことは明かしていない。
今週のテストにルクレールが参加したことには多くの関係者が驚いた。事前にフェラーリは、育成プログラムの一環で、木曜にテストチームがシュワルツマンとアームストロングを旧型F1マシンで走らせるということしか公表していなかったためだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミーは、カラム・アイロットを加えた3人を、今後もFIA-F2のラウンドの合間にF1マシンで走らせる計画を立てている。
金曜にルクレールは、スタート、ピットストップを含む、全体的なパフォーマンス改善につながるあらゆるエリアに取り組んだものと考えられる。開幕戦バーレーンGPを終えてみて、フェラーリは、今季マシンにはコンストラクターズ選手権3位を狙える速さがあるという感触を持った。フェラーリは今年パワーユニットを大幅に変更、大規模な開発プログラムを組んでいる。
最大のライバルはマクラーレンで、バーレーンの週末を通して、中団では最強のパッケージを持つことを証明した。アルピーヌとアストンマーティンは遅れを取っており、アルファタウリのマシンはサーキットによっては非常に強力だろうが、シーズン通して強さを発揮できるかどうかは不明だ。
フェラーリは、2022年型マシンへの開発にフォーカスする前に、序盤3戦で最大限ポイントを稼ぎたい考えだ。ルクレールのテスト参加は、序盤戦で大きな違いを生む可能性がある細かい部分を改善し、熾烈な中団争いを勝ち抜くためのプランの一環であったと思われる。
(Grandprix.com/autosport web)
関連ニュース
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |