最新記事
マクラーレン、本社リースバックの交渉が最終段階か。アメリカ大手投資会社に売却の可能性
2021年3月11日
マクラーレン・グループが、イギリスのウォーキングに位置する本社売却についてアメリカの民間投資会社TPGと独占的な話し合いを行っていると報じられた。この取引は1億8000万ポンド(約271億6100万円)に相当するとみられている。
新たな資本を調達し、新型コロナウイルス感染症流行後のバランスシートを改善するため、マクラーレンは昨年不動産代理店のコリアーズに、ノーマン・フォスターが設計した壮麗なマクラーレン・テクノロジー・センターのセール・アンド・リースバック(不動産などを売却した後、譲受人から賃借すること)の契約先選定を委託した。
『Sky News』は今週、マクラーレン・グループがサンフランシスコに拠点を置くTPGと話し合いを行っていると報じた。TPGは国際的な投資会社であり、約850億ドル(約9兆2500億円)の資産を運用している。
契約がまとまれば、マクラーレンは賃貸契約ベースで引き続きウォーキングに現在の本社を置くことができ、日々の社の経営にも影響は出ない。
昨年、マクラーレン・オートモーティブとマクラーレン・レーシングは双方ともパンデミックによって大きな打撃を受けた。グループの市販車部門の販売台数は60パーセント下落、マクラーレンの収益において3億1200万ポンド(約470億8900万円)に相当する打撃となった。
2020年シーズン開幕前、マクラーレン・レーシングはバーレーン国立銀行から1億5000万ポンド(約226億3700万円)の融資を受けた。一方で昨年12月に同社はMSPスポーツキャピタルから1億5000万ポンド、UBSオコナー/カスピアンから3500万ポンド(約52億8100万円)の新たな資金注入を受けている。
先月、マクラーレンは2020年の決算結果はまだ出ていないものの、世界的な新型コロナウイルス流行の決算への影響は“膨大”なものになると述べた。
マクラーレンF1チームの成績は改善しつつあり、F1コンストラクターズ選手権で2019年は4位、昨年は3位を獲得した。しかしマクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、チームの財務状況は新型コロナウイルス危機の影響を受け続けるため、今後も不安定な状態が続くと警告している。
(autosport web)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 22:00〜 |
| 1位 | ランド・ノリス | 408 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 396 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 392 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 309 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 230 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 152 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 51 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 800 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 459 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 426 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 382 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 80 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 73 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 68 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


