F速

  • 会員登録
  • ログイン

新世代マシンの導入がさらに1年延期との報道を、F1上層部が否定

2021年1月14日

 F1がテクニカルレギュレーションの大規模変更をさらに1年延期することを検討しているとの報道を、F1経営陣が強く否定した。


 当初、新規則は2021年シーズンに導入される予定だったが、2020年にコロナウイルス感染症の流行により混乱が生じた結果、1年遅らせることで合意がなされた。


 しかし2021年のF1もパンデミックの影響を強く受けるものと予想される。すでにカレンダー序盤に予定されていたオーストラリアGPと中国GPの延期が決まっている。


 このような状況から、新技術規則の導入が2023年に延期されるという憶測が持ち上がった。

2021年規則発表の際に公開された新F1のモデルカー
2021年規則(後に延期)発表の際に公開された新F1のモデルカー

 イタリアの『Gazzetta dello Sport』は、1月13日、F1上層部がさらなる延期について検討していると報じた。しかしF1側はこの報道を打ち消した。


「2022年のレギュレーションが延期されるという示唆はすべて誤りであり、これについて議論は行われていない」とF1経営陣は『Crash.net』など複数のメディアに対してコメントした。


「新しいレギュレーションは、コース上での競争を改善し、接戦のレースをファンに提供するために策定されている」


「これが新しい財政規制と組み合わされることで、F1は改善され、スポーツ全体にとってより健全で強力なビジネスモデルが生まれるだろう」


 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウンは以前、新ルールの導入をさらに遅らせるという案について否定的発言をしていた。


「いくつかのチームが、(新レギュレーション導入を)さらに1年遅らせたいという意向を強く示した」とブラウンは2020年にコメントしている。


「我々がこれらの新レギュレーションでもたらそうとしている取り組みは、複雑さという点においてこのスポーツを経済的により確実に成り立たせるためのものだ」


「今のマシンは非常に複雑なので、予算をかければかけるほど速くなる。我々はその傾向を緩やかにし、競争力を高めるために重要なのは資金だけではないという状況を作る必要がある」


 コロナウイルスの影響はF1各チームに大きな財政的影響を与えているが、F1は、新世代マシンの導入を2022年に遅らせ、新たな支出上限を設けて、チームが財政破綻に陥ることを防ごうとしている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号