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F1アブダビGP木曜会見(3):「あらゆるメディアから距離を置いた」ボッタス、精神的にリセットし最終戦へ

2020年12月11日

 ルイス・ハミルトンが欠場した前戦サクヒールGPで、優勝するチャンスがあったにもかかわらず、レースでは常に新たにチームメイトとなったジョージ・ラッセルの後塵を拝したバルテリ・ボッタス(メルセデス)。最終的に8位に終わったレース後、ボッタスはいつも違う対処を行ったという。


「これまでの経験から、今回はそれを行う必要があると感じたんだ」と言うボッタスがとった行動は、メディアから離れることだった。


「あらゆるメディアから距離を置いた。どのニュースの記事も読まなかっただけでなく、見出しすら1行も見なかった。さらにソーシャルメディアの類もすべてブロックした」


 こうすることで、ボッタスは第17戦アブダビGPに向けては、いつもと変わりなく準備が整ったという。


「あまりいいレースができなかったとき、次のレースにそれを引きずらないように、精神的にリセットする必要があるんだ。ドライバーによってやり方は異なり、僕はメディアとの距離をとることだった」


 メディアを遠ざけることで厄払いしたかったのは、サクヒールGPの不運だけが理由ではない。


「イモラ(第13戦エミリア・ロマーニャGP)から不運が続いているんだ。最後に表彰台に乗ったのがいつだったか忘れてしまったよ」


 ボッタスが最後に表彰台に上がったのは、その第13戦エミリア・ロマーニャGPだった。その後、3戦は8位が2回、ポイント圏外が1回というメルセデス・ドライバーとしては寂しい成績が続いている。


 ボッタスといえば、今年の第10戦ロシアGPでは今季2勝目を挙げてウイニングラップを走行しているときには、無線で「僕のことを批判していたヤツらへ、見やがったか!」と叫んだほどだった。


 果たして今週末を終えた後、再び悪態をつくのか。それとも再びメディアとの距離をとるのか。いつも以上にナーバスになっている状態素でボッタスの2020年最終戦が始まる。

バルテリ・ボッタス&ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2020年F1第16戦サクヒールGP バルテリ・ボッタス&ジョージ・ラッセル(メルセデス)

バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)



(Masahiro Owari)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 3:30〜4:30
フリー走行2回目 7:00〜8:30
10/26(日) フリー走行3回目 2:30〜3:30
予選 6:00〜
10/27(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※アメリカGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ346
2位ランド・ノリス332
3位マックス・フェルスタッペン306
4位ジョージ・ラッセル252
5位シャルル・ルクレール192
6位ルイス・ハミルトン142
7位アンドレア・キミ・アントネッリ89
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※アメリカGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム678
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム341
3位スクーデリア・フェラーリHP334
4位オラクル・レッドブル・レーシング331
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー59
9位マネーグラム・ハースF1チーム48
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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