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ホンダF1パワーユニット使用継続のため規則凍結を求めるレッドブル「プラン確定の期限は11月末」

2020年11月21日

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、11月末までに、2022年に使用するパワーユニット(PU/エンジン)のプランを確定させることを望んでいる。現在のパワーユニット・パートナーであるホンダは、2021年末でF1活動を終了することを決めた。


 レッドブルとアルファタウリは2022年以降のパワーユニットについて検討しなければならない状況に置かれており、レッドブル首脳陣は、ホンダのパワーユニットの知的財産権(IP)を譲り受けて、引き続き使用することが最も望ましいと述べている。開発に大幅なリソースを割くことができないレッドブルは、エンジン規則の凍結が不可欠であるとしているが、現時点では、これに関して他の全マニュファクチャラーの同意は得られてはいない。


 2022年以降もホンダのパワーユニットを引き続き使用することが不可能な場合でも、レッドブルとアルファタウリへのF1パワーユニットの供給は確保される。規則により、最も提携チームが少ないマニュファクチャラーが供給しなければならないと定められているためで、2021年から供給先が自身のワークスチームのみになるルノーがこの規則に当てはまる。しかしレッドブルとルノーはともにF1タイトル4連覇を成し遂げながら、その後、関係が悪化して袂を分かつこととなったという経緯がある。


「我々にとって望ましい選択肢は、来年マシンに搭載するパワーユニットを、別の名称で使用し続けることだ」とホーナーが語ったと『Formula1.com』が伝えた。


「IPと製品の使用についてホンダと合意できても、そのエンジンを日本の倉庫に置いておかなければならないとしたら非常に残念なことだ。規則がどうなるかによるが、このパワーユニットを使用し続けることについての合意を見いだすことが、望ましい道筋である」

アルファタウリ代表フランツ・トスト、レッドブル代表クリスチャン・ホーナー、レッドブル・モータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ
アルファタウリ代表フランツ・トスト、レッドブル代表クリスチャン・ホーナー、レッドブル・モータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ

 エンジン開発の凍結について、現在のパワーユニット規則が導入された2014年からダブルタイトル7連覇を成し遂げているメルセデスは受け入れる考えを示している。フェラーリとルノーは否定的な意見を表明してきたが、譲歩する可能性が出てきたとの報道もある。『Formula1.com』は、「彼らのうち1社には立場を変更する意思があるものと考えられる」と伝えている。


「商業権保有者および統治機関とは、水面下で非常に生産的な議論を行っている」とホーナーは言う。


「いくつか重要な要素について状況を整える必要がある。その後、エンジン凍結などについての将来のエンジンプランに取り組んでいくことになる」


 レッドブルのテクニカルボス、エイドリアン・ニューウェイは毎年マシン設計にぎりぎりまで時間を使う傾向にはあるものの、全体的にさまざまな物事を考えれば、2022年のパワーユニットについては今年の11月末までに決定する必要があると、ホーナーは語った。


「エイドリアンは、こういった物事に時間をぎりぎりまで使って取り組むタイプだ。そのため、何がベストの選択肢かを辛抱強く探っていくだろう。しかしそうはいっても、実務的な面でいくつか決めなければならないことがある」とホーナー。


「エンジンに関しては全過程に必要となる期間が非常に長い。従ってこういったプロジェクトに対応するなら、舞台裏で膨大な作業を成し遂げていく必要がある。そのため、今月末までには状況を固める必要があるのだ」



(autosport web)


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