F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1トルコGPではタイヤ管理がカギ。要求の厳しいレイアウトでは高い負荷がかかるとピレリが予想

2020年11月12日

 ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは、今週末の第14戦トルコGPでは、高いエネルギー負荷がタイヤに最大レベルのストレスを与えることになるだろうと述べている。


 F1がトルコに戻ってくるのは、2011年以来のことだ。ピレリには、ヘルマン・ティルケの傑作のひとつであるイスタンブール・パークについての幅広い知識がある。しかし、サーキットの新しいアスファルトについてはそうではない。


 その未知の要素と、5.338kmのコースの厳しい特性を考慮し、ピレリはラインアップのなかでも最もハード寄りのC1、C2、C3タイヤを供給することを決定した。


 第12戦ポルトガルGPと同様に、ドライバーには7セットのソフトタイヤ、3セットのミディアムタイヤ、3セットのハードタイヤが提供される。通常の割当と比べると、ドライバーは余分にC3タイヤのセットを受け取ることになるが、それはこのコースの高トラクションとダウンフォース、および横力に対処するためだ。


「トルコは、この興味深い2020年F1カレンダーに新たに追加された会場だ。以前にもこの場所に来たことがあるが、意図と目標の点で言えば、ここは我々にとってまったく新しいサーキットだと考えられるだろう。特に我々は新たに敷設されたアスファルトでの経験がない」とイゾラは説明した。


「タイヤについては、トルコではエネルギー負荷の点で厳しいと予想している。そのため我々は、ポルティマオでやったようにタイヤ割当をハード寄りのコンパウンドに変えた。たとえ新しいアスファルトが我々の予想より負担が少なかったとしてもだ」


「今年これまでのように、フリー走行で収集される情報は非常に重要だ。それはデグラデーションの評価をするだけでなく、要求の厳しいレイアウトで特に摩耗の状態を見るためだ」


 イスタンブール・パークの主要な特徴のひとつに、有名な手強いコーナーがある。複数のエイペックスがあるターン8の左コーナーで、そこではタイヤに大きなエネルギー負荷がかかる。


 イゾラは、この長く高速のコーナーを、F1ドライバーたちは今では全開で走り抜けるだろうと考えている。


「イスタンブール・パークについて話す時に、ターン8に言及しないわけにはもちろんいかないだろう。そこを今年、最新世代の高ダウンフォースのF1マシンが全開で通過することになる。それに応じてタイヤの負荷も増加する」


「彼らにとって簡単なレースにはならない。タイヤマネージメントの適切なレベルを探し出すことが重要になる」

2011年F1第4戦トルコGP セバスチャン・ベッテル(レッドブル・レーシング)
2011年F1第4戦トルコGP セバスチャン・ベッテル(レッドブル・レーシング)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

11/22(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
11/23(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/24(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号