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アルファタウリ・ホンダF1コラム:チームの的確な戦略判断と、クビアトの断固としたドライビングで掴んだ4位入賞
2020年11月7日
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPでは、8番手からスタートしたダニール・クビアトが今シーズン最上位となる4位に入賞した一方、4番手スタートのピエール・ガスリーはレース序盤にトラブルによりリタイアに終わった。
さて今回も、クビアトとガスリーのふたり、そしてチームのパフォーマンスを10点満点で私的に採点していこう。エミリア・ロマーニャGPでの評価は、以下の通りだ。
【ドライバー】
ピエール・ガスリー 予選4番手/決勝リタイア → 7/10点満点
ダニール・クビアト 予選8番手/決勝4位 → 8/10点満点
【チーム】
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ 7/10点満点
F1史上初の2日間イベント、さらに14年ぶりのイモラでのレース。有効なデータがほとんどないという難しい条件のなか、ふたりのドライバーはフリー走行からいきなりの速さを発揮した。アルファタウリとホンダの双方が周到な事前準備を重ねて作り上げたイニシャルセッティングが、レース週末のコンディションにどんぴしゃり適合した。
予選ではふたり揃ってQ3に進出しただけでなく、ピエール・ガスリー4番手、ダニール・クビアト8番手獲得という素晴らしい結果を叩き出した。ガスリーは自己ベストタイ、今季苦しみ続けたクビアトはほぼ1年ぶりのトップ10入りだった。
注目すべきは、ふたりが中団グループの超僅差の戦いのなか、このグリッドを勝ち取ったことだ。ガスリーは5番手ダニエル・リカルド(ルノー)を0.018秒差、6番手アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)を0.07秒差で抑えた。クビアトは0.08秒速ければ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を凌いで7番手につけていた。
残念ながらガスリーはラジエターからの水漏れで、レース序盤にリタイアを喫した。スタート直後にリカルドにかわされて5番手に後退していたが、「マシンの感触はすごくよかった」と言っていただけに、トラブルに見舞われていなかったらリカルドと表彰台争いをしていたことだろう。
残ったクビアトは、アルボンを激しく追う展開。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のタイヤバーストでセーフティカーが導入された時点で、クビアトには新品タイヤは残っていなかった。それでもチームは躊躇なくクビアトを呼び寄せ、中古ソフトを履かせた。
一方でアルボンには、ステイアウトの指示が出た。ピットインで順位を落とした場合、今のアルボンでは挽回できないと、チームが判断したのかもしれない。
この時点で7番手だったクビアトにしても、すぐ前を走るセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が新品ソフトを履いていただけに、抜きあぐねていた恐れはあった。しかし再スタートの加速でペレスを簡単に抜き、アルボンもタンブレロまでに抜き去り、さらにルクレールもかわして4番手に浮上した。すぐにリカルドにも追いついたが、老獪なブロックを崩すことはできなかった。
とはいえこれだけ抜けないコースでの4位入賞は、チームの的確なピットインの判断と、クビアトの断固としたドライビングなしには成し得なかった。本来ならチームにも8点をつけたいところだが、ガスリーのトラブルで1点減点とした。



(柴田久仁夫)
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| 1位 | ジョージ・ラッセル | 25 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 18 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 15 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 12 |
| 5位 | ランド・ノリス | 10 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 6 |
| 8位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 9位 | ガブリエル・ボルトレート | 2 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 1 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 43 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 27 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 10 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 8 |
| 5位 | TGRハースF1チーム | 6 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 4 |
| 7位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 0 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


