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“愚かなミス”で初入賞のチャンスを逃したラッセル。意気消沈の姿にハミルトンや経験者グロージャンから慰めの声

2020年11月4日

 2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP決勝で、入賞の可能性を持ちながらクラッシュし、リタイアを喫したジョージ・ラッセルは意気消沈の様子を見せた。そんな彼に対して、ルイス・ハミルトンらがソーシャルメディア上で励ましの言葉をかけた。


 ウイリアムズのラッセルは、F1での初ポイント獲得にあと一歩まで迫っていた。レース残り12周のところで、バリアンテ・ビルヌーブのグラベルトラップにはまったマックス・フェルスタッペンの車両をマーシャルが回収するために、セーフティカーが導入された。この時点でラッセルは10番手につけていたのだ。


 しかし、セーフティカーランの最中にタイヤを温めようとしていたラッセルはコントロールを失い、アクア・ミネラリの最初の右カーブでコースを外れ、バリアに突っ込んでしまった。


 ラッセル自身が言うところのこの“ばかげたミス”は彼にとって大きな打撃になった。マシンを降りた彼は、誰の目にも明らかなほど落ち込み、長い間バリアの後ろに座り込んでいた。


 その後ラッセルは、インスタグラムに自身の失態について投稿した。


「僕はこの日の、このミスを決して忘れない。ここから学び、さらに強くなる。チームの全員に対して本当に申し訳なく思う。弁解の余地はない」とラッセルは書いた。


 この投稿に対してハミルトンは、励ましの言葉を書き込んだ。


「ジョージ、君は全力を尽くしたんだ」とその日の勝者であるハミルトンは書いている。


「ミスをしても構わないし、そのことを辛く感じてもいいんだ。僕も覚えていられないほど多くのミスを犯してきた。君は素晴らしいドライバーだ。頭を上げて、プッシュし続けるんだ。次のレースに向けてね!」


 F1コミュニティからは他にも書き込みが続いた。2018年アゼルバイジャンGPでセーフティカーの後ろを走行中にクラッシュを喫したハースのロマン・グロージャンは、「僕には気持ちが分かるよ」とラッセルを慰めた。
「このことを忘れるには少し時間がかかるだろう。でも君はすごくよくやっている。プッシュし続けるんだ」


 元F1ドライバーでChannel 4の解説者を務めるデイビッド・クルサードも、慰めのメッセージを寄せた。
「君の前に広がる長いF1キャリアで起きた、些細なことだよ。心配せず、これからも君がどんな力を持っているのかを我々に見せてほしい」とクルサードは記している。


 そうして迎えた月曜日の朝、ラッセルは仲間たちやファンからの大きな支援に対する感謝の意をツイッターに投稿した。


「昨日は最悪だった」とラッセル。「でもその気持ちを味わったことで、プッシュし続け、向上し続け、強くなっていこうという、より強い決意を持つことができた」


「そして、皆のメッセージすべてが、それと同じだけのモチベーションを僕に与えてくれている。素晴らしいサポートをありがとう。本当にありがたいことだ」

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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