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レッドブル・ホンダ分析:フェルスタッペンのアンダーカットは想定内か。戦略の優先権を得たメルセデスに及ばず
2020年11月2日
F1第13戦エミリア・ロマーニャGPのレースでは、ピットストップに注目が集まった。オーバーテイクが難しいイモラは、ピットストップ戦略が大きな鍵を握るからだ。
スタートでルイス・ハミルトン(メルセデス)をかわして2番手に浮上していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。トップを走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)とハミルトンに挟まれる形で、序盤2番手を走行していた。
4番手以下を大きく引き離したトップ3の誰が優勝するのか。最初のピットストップに注目が集まる。
果たして、最初にピットに飛び込んだのは、18周目のフェルスタッペンだった。そして、これにボッタスが反応して、19周目にピットイン。フェルスタッペンと同様、ハードタイヤに交換した。これに対して、3番手を走行していたハミルトンはステイアウトを選択した。
結果的にハミルトンが優勝したため、フェルスタッペンが採った選択は間違いだったように思えるが、それは結果論である。レースでは先頭を走るドライバーに最も勝つ可能性があることを考えれば、レッドブル・ホンダが先頭のボッタスではなく、3番手のハミルトンに合わせた戦略を立てることは論理的ではない。したがって、フェルスタッペンがボッタスにアンダーカットを仕掛けたのは仕方がない選択だった。
レッドブル・ホンダにとって悔やまれるのは、トップを走るボッタスが不運に襲われていたことに気がつかなかったことだ。
2周目のトサ・コーナーでボッタスの目の前に、スタート直後にケビン・マグヌッセン(ハース)と接触して落下したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のフロントウイングの翼端板が現れた。走行ラインを完全に外すだけの時間の余裕がなかったボッタスは、せめてパンクだけは避けようと破片の上を乗り越えるように走行したが、それによってフロアにダメージを負い、ダウンフォースを大きく失ってしまった。
この事実をメルセデスは2周目に認識していたが、それをボッタスに無線で伝えたのは、ピットストップ後の22周目だった。
その理由をメルセデスは明らかにしていないが、そこにはふたつの理由があったのではないか想像できる。ひとつは、当然ながら、ライバルであるレッドブル・ホンダ陣営に悟られたくなったということ。もうひとつは、実はそのことをメルセデスはボッタスにも知られたくなかったのではないか。
レッドブル・ホンダが、ボッタスが手負いの状態でレースしていることを知らなければ、フェルスタッペンがアンダーカットを仕掛けてくることをメルセデス陣営も容易に想像していた。そして、そうなれば、レースで前を走るボッタスに戦略の優先権が与えられているため、ボッタスがすぐにピットインしてフェルスタッペンのアンダーカットを阻止することもわかっていた。
そうすれば、フロアにダメージを負ってペースが上がらないボッタスを、メルセデスはフェルスタッペンにフタをする役目として使うことができる。しかも、それをチームから命令するのではなく、ボッタスが自ら行うように仕向けるために知らせなかったのではないか。
エミリア・ロマーニャGPで1-2フィニッシュで7年連続のコンストラクターズタイトル獲得を決めたメルセデス。レッドブル・ホンダはハミルトンに敗れたのではなく、メルセデスにやられたのだった。



(autosport web)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


