最新記事
- 【ポイントランキング】2025年F1第11戦オース...
- ノリスが今季3勝目、手に汗握る大接戦を制す...
- 【順位結果】2025年F1第11戦オーストリアGP ...
- 「アタックのチャンスさえ得られず残念」「表...
- 「まだ仕事は半分終わったに過ぎない」「最後...
- F1オーストリアGPが契約を長期延長。2041年ま...
- キック・ザウバーのルーキー、ボルトレートが...
- ルクレールがフロントロウを確保「マクラーレ...
- チーム全員が笑顔に。ローソンが今季自己最高...
- ノリスが今季最大ギャップでポール「失敗を乗...
- F1 Topic:“コクピット周辺の空力”を重視か。...
- Q1は周回ごとに変わる路面に悩まされたか「僕...
ホンダF1田辺TD会見:「6月の走行は何らかのプラスになる」ニュルでの経験も踏まえて初の2日間開催へ臨む
2020年10月31日
2006年以来、14年ぶりにグランプリコースに復帰したイモラ・サーキット。2日間開催というF1史上初の試みも話題だが、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは「悪天候で初日走れなかったニュルブルグリンクで(2日間は)経験済み」と、対応に自信を見せた。
一方でホンダ第2期、第3期を戦ってきた田辺TDにとって、イモラは「忘れがたい思い出が多々ある」サーキットでもある。ホンダドライバーだったアイルトン・セナの終焉の地を再訪した田辺TDは、事故現場付近に建つセナ像にもさっそく「挨拶してきた」のだった。
────────────────────
──現行パワーユニット(PU)では初めてのサーキット、そして2日間開催も初フォーマットということになります。
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):かなり忙しい週末になりそうです。ただニュルブルグリンクでは悪天候で2日間だけになりましたし、しかもフリー走行は1時間だけでした。その経験を踏まえて、コースコンディションへの最適化の手順など、最善を尽くしたいと思います。
──6月にアルファタウリがフィルミングで走っていますが、そのデータは参考になり得ますか。
田辺TD:今年の車で100km走っていますから、まったく参考にならないわけではない。おまけに事前にイモラを走れたのはアルファタウリだけで、その直後にここでの開催が決まって、合同テストの話も出たのですが、結局やらないことになった。その意味では幸運だったし、今週末の何らかのプラスになるでしょうね。
──全開率はかなり高そうですが、エネルギーマネージメントは難しそうですか?
田辺TD:その辺りは、実際に走ってからですね。
──ピエール・ガスリーのポルトガルでのトラブルは、バッテリーが燃えたように聞いています。
田辺TD:(バッテリーが)激しく損傷したのはわかっていますが、ダメージが大きく、まだ各部を確認中です。
──少なくとも、このESは使えない?
田辺TD:はい、そうです。
■パワーサーキットのイモラで強さを発揮したホンダ第2期
──ポルトガルGP後のF1委員会に出席されたと思いますが、2022年以降のパワーユニットレギュレーションに関して、何か決まったことは?
田辺TD:まだ何も決まっていません。
──ということは引き続き、議論するということですか。
田辺TD:だと思います。
──田辺さん自身はイモラを何度も訪れてますが、思い出深いエピソードがありましたら教えてください。
田辺TD:ホンダ第2期、第3期に来ていましたが、いい思い出、悪い思い出、いろいろありました。第2期はパワーサーキットと言われるモンツァ、シルバーストン、そしてここイモラで、ホンダは非常に強さを発揮した。なのでイモラに来るのは、本当に楽しみでした。
ただそのあと1週間のイモラテストが連続してあって、厳しいスケジュールでしたね。とはいえ1カ月近くイタリアに滞在しても、日本人スタッフの誰も「イタ飯に飽きた」とは言わなかった。それも、楽しい思い出です。
そして第2期でイモラといえば、セナでした。我々が去ったあとですが、セナの事故が起こった場所でもあり、忘れがたい思い出が多々ありますね。
──セナ像は、見てきましたか?
田辺TD:はい。挨拶してきました。いまだにブラジル国旗とかセナの写真やTシャツがいっぱい飾ってあって、イタリア人ファンも集まっていましたね。セナ自身は相変わらず寂しそうな表情で背中を丸めて、コースを見つめていました。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

