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F1ポルトガルGP FP2:赤旗2回でロングランもままならなず。ボッタスが首位、フェルスタッペン&ノリスが続く

2020年10月24日

 2020年F1第12戦ポルトガルGPの金曜フリー走行2回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アレクサンダー・アルボンは10番手となっている。


 現地時間15時からのFP2は、午前中のFP1以上に青空が広がった。気温、路面温度はそれぞれ21度、36度まで上がっている。


 セッション序盤の30分は、2021年用タイヤのプロトタイプのテストに当てられた。ピレリの指示に従って周回を重ねる純粋なタイヤテストであり、チームもドライバーもどんな種類のタイヤを割り振られているのか知らされていない。13インチのタイヤは来季が最後で、2022年からは18インチに移行する。


 ピレリの走行プログラムに従って全20台が走行し続けるため、全長4.653kmの比較的短いコースにひしめく状態。「これじゃ、走ってる意味がない」と、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が不平を鳴らす。各車のペースは、FP1より2〜3秒遅い。


 18周前後の周回をこなして、30分間のタイヤテストが終了。残り60分は本来のフリー走行となった。メルセデスの2台はいきなりソフトを履き、ボッタスが1分17秒台に突入した。


 15時45分、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がターン13立ち上がりで減速。マシンを止めた直後にリヤ右側が炎に包まれ、セッションは赤旗中断となった。


 16時01分に、セッション再開。各チームにとっては、タイヤテストで30分を取られた上に、さらに16分間を失うという、手痛い赤旗中断となった。さらに再開直後の16時05分、ターン1の進入でフェルスタッペンとランス・ストロール(レーシングポイント)が絡み、アウト側のレーシングポイントがグラベルまで弾き飛ばされ、再び赤旗中断となった。ともにアタックシミュレーションに取りかかったタイミングだったが、ストロールが先にターンインしているだけに、フェルスタッペンの分が悪い。


 マシン排除に時間がかかり、セッションが再開されたのは終了わずか8分前。ほとんどのドライバーが一発アタックもまともなロングラン走行もできないまま、FP2は終了した。トップはボッタス、2番手にフェルスタッペン、3番手がランド・ノリス(マクラーレン)というトップ3となっている。



(Kunio Shibata)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
9/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
9/7(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※オランダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ309
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン205
4位ジョージ・ラッセル184
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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