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F1ポルトガルGP FP1:初開催のアルガルベでボッタスが首位スタート。フェルスタッペン3番手

2020年10月23日

 2020年F1第12戦ポルトガルGPの金曜フリー走行1回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは5番手となっている。


 F1初開催となる、アルガルベ・インターナショナル・サーキットでのポルトガルGP。現地時間午前11時からの初日フリー走行1回目は、気温18度、路面温度25度、やや雲が多いものの晴れ、完全ドライ路面というコンディションで始まった。


 現行F1では未知のサーキットということもあって、ピレリはC1〜C3という最も固い、保守的なコンパウンドを持ち込んだ。コースに慣れようと、マクラーレンやアルファロメオが最初から積極的に周回を重ねる。


 しかし固いタイヤの上に路面グリップがないため、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)らが立て続けにコースオフ。フェルスタッペンも上りながらのターン4で、スピンを喫した。数週間前に全面的に再舗装して路面にオイルが浮いている状態も、グリップ低下を助長している。


 今回はハードタイヤが通常より多い3セット供給されたこともあって、最初の40分間は全車がハードタイヤを使用した。逆にソフトは1セット少ない7セットとなり、各チームは使うことに慎重になっている。残り30分を切った時点で、ミディアムタイヤのボッタスが1分19秒491でトップ。0.035秒差で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.162秒差で3番手につけている。ホンダ勢では、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がハードタイヤで6番手と気を吐いている。


 ところがガスリーは直後に、「マシンに問題発生。すぐにピットに戻れ」と指示が入り、走行を中断した。パワーユニット側の不具合ではなさそうだ。


 最終的にFP1トップは、ボッタス。1分18秒410までタイムを上げた。0.339秒落ちで2番手のハミルトン、3、4、5番手につけたフェルスタッペン、ルクレール、アルボンは、いずれもハードタイヤでの周回に終始した。アルファタウリ・ホンダはガスリーがハードのみで10番手、ダニール・クビアトはミディアムタイヤに履き替えたものの13番手だった。


 チェッカーが振られた直後にエステバン・オコンのルノーマシンが後部から白煙を吐き始め、オコンはスタート練習もせずにピットに直行した。



(Kunio Shibata)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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