メルセデスF1代表、ハミルトンとボッタスの首位争いに満足「接触しないと確信していた」
2020年10月15日
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは、第11戦アイフェルGPの1コーナーにおけるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのバトルを楽しんだ。どちらのドライバーも劇的な状況は避けるだろうという自信が、ウォルフにはあったからだという。
ハミルトンは、ポールポジションからスタートしてターン1へと走るチームメイトのボッタスより優位に立った。しかし彼らがコーナーに差し掛かる際、ホイール・トゥ・ホイールで方向を変えたので、ハミルトンはボッタスを大回りさせ、ランオフエリアを走らせることとなった。ボッタスはそれに阻止されることなく、コーナー出口でリードを取り戻した。
この激しい戦いはダメージを引き起こす可能性があったにもかかわらず、ファンだけでなくウォルフにも興奮の瞬間をもたらした。
「ふたりのレースを楽しんだよ。なぜなら私は接触が起こらないことを確信していたからね」とウォルフは語った。
「彼らは互いに尊敬しあっているし、チーム内での境界線がどこにあるかとてもよく分かっている」
「ルイスは少しブレーキが遅れてフルロックしたと思う。だから明らかにバルテリを押し出す形になった。しかしバルテリはラリードライバーとしての真のスタイルで持ちこたえ、ポジションを維持した。楽しかったよ」
2017年にメルセデスでともにレースを始めて以来、一度も接触したことがないこのふたりのドライバーの間では、すべてが順調に終わった。
残念ながら、13周目にボッタスがターン1でミスをした後にハミルトンが彼より優位に立ったので、ボッタスの優勢は一時的なものとなった。
そしてボッタスの午後は、パワーユニット(PU)の問題によりリタイアを余儀なくされ、最悪なものとなった。一方でハミルトンにとってはチェッカーフラッグへの確かな道が開け、チャンピオンシップポイント25点を追加することになった。
「チャンピオンシップに関して、もし立ち直る誰かがいるとしたら、それは彼だろう」とウォルフは語り、ボッタスの苦境に関してコメントした。
「我々は良い話し合いができた。私は不具合に対して申し訳ないと言った。私は彼自身も言っていたツーストップが実際レースに勝利するためにうまくいくはずだったと思うが、結果は結果だ」
「これはいまだにメカニカルなスポーツであり、彼を落胆させたのは我々だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

