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アルボン、ペナルティの後トラブルでリタイア「悔しい結果。自分のミスも残念」レッドブル・ホンダ【F1第11戦】
2020年10月12日
2020年F1アイフェルGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはトラブルのため23周でリタイアした。
アルボンは5番グリッドからソフトタイヤでスタート、ロックアップして左フロントタイヤにフラットスポットを作り、7周目にミディアムタイヤに交換した。最後尾に落ち、そこから順位を上げていくなかで、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとのバトルになった。前を行くクビアトがコースオフし、コースに戻ってきた直後、アルボンはクビアトをオーバーテイクする際に接触、クビアトのフロントウイングが破損した。このインシデントは審議され、アルボンに5秒のタイムペナルティおよびペナルティポイント2が科された。
その後、アルボンはピットに戻ってリタイアした。ホンダはこれについて「デブリによりラジエターが破損、PU(パワーユニット/エンジン)のデータに異常を確認したため、チームはリタイアを決めました」と説明している。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=リタイア
マシンのペースがよかっただけに、本来可能だったはずのリザルトを達成できず、こういう結果に終わったことが残念だ。
1周目に接触を避けるためにロックアップし、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。バイブレーションがひどかったので、レース序盤の段階でピットに入らなければならなかった。
ダニールとのインシデントについては、何が起きたのか分からないから、この後、映像を見てみる必要がある。彼はリスタートの後、シケインでコースからはみ出した。そして僕の方に多少判断ミスがあったんだと思う。
その後、チームが(マシンの)温度が上昇しているのを見つけて、ピットに戻るよう指示され、そのままリタイアした。最初はデータからパワーユニットの問題のように思われたが、チームが調査した結果、デブリがラジエターシステムを傷つけ、その影響で温度が上がったことが分かった。
マシンが好調な時にこんな形で週末を終えるなんて、僕が望んでいた結果ではない。でもここから良くなっていくはずだ。数週間後のポルティマオを楽しみにしている。
(レース後の会見で語り)マシンは速かっただけに、こういう結果になって悔しい。今日はいくつかミスをしたので、自分のレースにもあまり満足できない。(1周目の)ロックアップがレースにかなり影響した。
(autosport web)
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