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ホンダが10戦連続表彰台を獲得「ファステストラップも併せ、大きな励みになる結果」と田辺TD【F1第11戦】
2020年10月12日
2020年F1アイフェルGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位表彰台を獲得、アレクサンダー・アルボンはリタイアに終わった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは15位、ピエール・ガスリーは6位で入賞を果たした。
フェルスタッペンは3番グリッドからソフトタイヤでスタート、その位置を維持して序盤を走行する。首位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイヤをロックさせてダメージを負ったため、早めのピットストップを行い、フェルスタッペンは2番手に。バーチャル・セーフティカー出動中の16周目にミディアムタイヤに交換、その直後、ボッタスがパワーユニット(PU/エンジン)トラブルでリタイアしたため、フェルスタッペンは2番手を堅守、セーフティカー出動時の45周目にソフトタイヤに交換した後、2位でフィニッシュした。ホンダはこれで今季10戦連続での表彰台を獲得したことになる。フェルスタッペンは、最終ラップにファステストラップを記録し、追加の1ポイントを獲得することにも成功した。

アルボンは5番グリッドからソフトタイヤでスタート、7周目にミディアムタイヤに履き替えた後、トラフィックのなかに戻る結果に。16周目にはクビアトをオーバーテイクする際に接触、このインシデントについて5秒加算のタイムペナルティを受けた。その後、デブリによりラジエターが破損し、パワーユニットのデータに異常が表れたため、チームはアルボンをリタイアさせることを決めた。
クビアトは13番グリッドからミディアムタイヤでスタート。ポジションを落とし序盤は15番手を走行、15周目には10番手まで上がっていたが、11番手のアルボンとのバトルのなかでコースオフ、コースに復帰した直後、オーバーテイクするアルボンに接触され、フロントウイングが破損してしまった。その状態で1周走り、ピットインして新しいウイングを装着し、ハードタイヤに交換して最後尾でコースに戻った。44周目にソフトタイヤに交換、最後まで最後尾から抜け出せず、15位フィニッシュとなった。

ガスリーは12番手からミディアムタイヤでスタート、ポジションを落とし序盤は13番手を走行した後、ファーストスティントを長くとり、27周目には7番手に浮上。30周目にハードタイヤに交換し、12番手でコースに復帰し、7番手まで上がった後、セーフティカー出動時の44周目にソフトタイヤに交換、ステイアウトしたロマン・グロージャン(ハース)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクし、6位入賞を成し遂げた。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のアイフェルGP決勝は、F1としては異例となる10度を切る低い外気温に加え、路面温度も非常に低い中で行われました。
アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が予選3番手から着実な走りで2戦連続となる2位表彰台を獲得しました。ファステストラップの獲得も併せて、我々に力を与えてくれる表彰台だと感じています。
12番手からスタートしたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、中段グループの激しい戦いの中でいくつものオーバーテイクを見せる強い走りで、6位入賞を果たしました。こちらも、ガスリー選手、チーム、そして我々にとって、この先の後半戦に向けて大きな励みになる結果でした。
一方で、チームメイトのクビアト選手は序盤の接触でフロントウイングを失ったことが影響し、残念ながら15位に終わりました。また、レッドブル・レーシングのアルボン選手については、トラック上のデブリによってラジエターが破損し、パワーユニットのデータに異常を確認したため、レースの途中でリタイアを決めました。
ここから1週間を空け、F1としては初開催となるポルトガルでのレースになります。当然ながら現行のPUを使っての走行も初めてですので、十分に事前準備をして臨みたいと思います。
最後になりますが、今日のレースでミハエル・シューマッハ選手が持つ91勝の最多勝利記録に並ぶという偉業を達成した(ルイス・)ハミルトン選手に、ホンダを代表しておめでとうの言葉を贈ります。
(autosport web)
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1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |

