ハンガリーGPプレビュー:マクラーレン・メルセデス
2003年8月20日
チーム・マクラーレン・メルセデスは、3週間のインターバルの後、今週末のハンガリーGPのためにブダペストへ向かう。
ライコネンのドイツGPは、スタート時の事故に巻き込まれたことで、悲惨な結果に終わった。この事故では、ルーベンス・バリチェロやラルフ・シューマッハーら大勢のドライバーがリタイアしたが、ラルフはこのクラッシュを引き起こした責任があるとして、スチュワードに告発されている。ノーポイントに終わるのは、キミの希望とはかけ離れた結果だったが、F1の夏休みの後、キミはコースに戻るのを心から楽しみにしている。特に今回は彼の“ホームレース”だからだ。
“アイスマン”と呼ばれるライコネンは、次のように語った。「もちろん、モービル1・ドイツグランプリで、あんなに早くレースを終えてしまったのは残念だった。でも、ちょっと休んだ後、リフレッシュしてハンガロリンクに入り、できる限り多くのポイントを挙げることを目指しているよ。休みの間、僕はヨーロッパで友達や家族とリラックスして過ごした。それにチームのプロモーションのためにブラティスラバに行き、アイスホッケーのエキシビション試合に参加して、スロバキアのオールスターチームと対戦した。すごく楽しかったよ」「ハンガロリンクもまた、予選がさらに重要になるコースだ。追い越しのチャンスがあまりないからね。このサーキットは、あまり使用されないせいでとても路面が汚れているから、金曜の予選1回目の間に路面が掃除されていくにつれて、だんだんスピードが出るようになってくる。また、ハンガリーではラインを外すと、ダストのせいでいっそうひどい目に遭うということでもある。何千人ものフィンランドのファンがハンガリーGPに来てくれるから、これは僕にとってホームレースのようなものだ。フィンランド人はみんなとても熱狂的で、エキサイティングな雰囲気を作り出してくれるから、今年もまた彼らの前でドライブするのが楽しみだよ」
一方デイビッド・クルサードは、ホッケンハイムで、もっと実りある時を過ごした。悪い予選ポジションから怒濤のドライビングを披露し、独走態勢を築いていたファン−パブロ・モントーヤに次ぐ2位まで巻き返してみせたのだ。クルサードは、今週末も同様の活躍を見せたいと意気込んでいる。
クルサードは次のように語った。「ハンガリーGPでは、ドイツでのリザルトの上に、さらにいい結果を積み上げるつもりなんだ。あのサーキットのドライブは楽しめる。僕らはコンペティティブなマシンを持っているし、気温が高くなることが多くて、それはミシュランに合ったコンディションだよ。だから、僕は前向きな気持ちだし、レースを楽しみにしているんだ」「サーキットには、いくつか改修が加えられている。第一に、メインストレートが延長されたから、1コーナーへの進入スピードが上げられるようになる。これまでは、ハンガロリンクでは追い越しがとても難しかったし、この改修も、追い越しの機会を増やすことを目的に考えられたものだ。でも、どうなるか、まだ分からないね」「この休み中、はじめの頃に、僕はいくつかプロモーションに参加した。カウズのヨットレースで“ヒューゴ・ボス号”の舵を取って、素晴らしい一日を過ごしたりしたよ。その後は自分のヨットに乗って、少し違うペースでしばらくリラックスして過ごしたんだ。その間も、トレーニングプログラムはずっと続けていたよ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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