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レッドブルF1、ホンダとの契約終了に向け「ルノーとの再提携含め全選択肢を検討」PU自社開発もF1撤退も完全否定せず

2020年10月5日

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、ホンダがF1活動を2021年末で終了することを、「ずっと前から知っていた」として、すでに今後の方向性について検討に入っていると語った。


 10月2日、ホンダはF1活動を来年いっぱいで終了すると発表した。これによりパートナーのレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリは2022年以降のパワーユニット(PU/エンジン)パートナーを探す必要が出てきた。


『SPEEDWEEK』が行ったインタビューにおいて、マルコは、2022年に向けて「レッドブルは、すべての選択肢を検討した上で、今後のことを決定する」と答えた。


 2021年時点で、メルセデスは4チーム、フェラーリは3チーム、ルノーは1チームにパワーユニットを供給するため、レッドブルとアルファタウリにとって現実的な選択肢はルノーということになる。両チームとルノーはかつて提携しており、レッドブル・ルノーはF1タイトル4連覇という栄光をともに勝ち取ったものの、契約期間終盤は関係が悪化していた。


 ルノーに戻るという選択肢について聞かれたマルコは「繰り返すが、問題を整理し、コンセプトを提示し、それから決断を下す。あらゆる可能性を探っている」と答えた。


「パートナーから財政的な支援を受けてレッドブルでエンジンを開発する可能性について考えているか」という質問について、マルコは否定はせず、「すべての選択肢について検討している」と答えるにとどまった。


「ホンダの決定についてはずっと前から知っていたので、あらゆる方向に向けて動いている」とマルコ。
「(チーム代表クリスチャン・ホーナーは、最近ホンダと長期的に提携したいと発言したが)彼はチーム代表だが戦略的な問題には関与していない。(レッドブル社オーナーのディートリッヒ・)マテシッツ氏と私はずっと以前から知っていた」

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ

 レッドブルとアルファタウリは2021年から2025年までの新コンコルド協定にサインし、F1活動を継続することを決めている。ホンダの活動終了発表の際に、両者はリリースを発表し、それぞれ今後もF1に参戦するという意向を改めて示した。


 しかし新コンコルド協定においてはチームが契約期間の途中で撤退することも可能になっている。


「1年ごとに契約を破棄することが可能だ。各シーズン末に撤退の選択肢がある」とマルコは言う。
「ただ、それは我々にとって優先事項ではない。今は問題を整理し、事実をまとめあげる。その後、マテシッツ氏が決定を下す」


 2021年以降について結論を出す時期は「今の計画では今年の終わりだ」とマルコは語った。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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