F速

  • 会員登録
  • ログイン

ミスが続くメルセデス 「長年の独走で気の緩みが出ている」とレッドブルF1代表が指摘

2020年10月2日

 レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チャンピオンチームであるメルセデスが2020年F1第10戦ロシアGPで規則違反を犯したことは、彼らに気の緩みが出てきていることの証しだと考えている。


 ルイス・ハミルトンはロシアGP決勝前のスタート練習を指定外のエリアで行ったことで、5秒のタイムペナルティをふたつ科され、勝利のチャンスを失った。この行為を許可したことでメルセデスには25,000ユーロ(約310万円)の罰金という処分が下された。


 ハミルトンとメルセデスがレギュレーション違反を犯したのは3戦中これが2回目だ。モンツァでのイタリアGPでは、ハミルトンは赤信号が出ている際にピットレーンに入ったことで、大量のポイントと、おそらくはレース優勝を逃した。


 ホーナーはこうした出来事から、メルセデスは長年トップに立ち続けてきたために気の緩みが出ていると考えており、そこに付け入る隙があると語った。


「だからこそ、我々はなんとしても彼らに挑戦できるマシンを作りたいのだ。運営面では我々は非常に強力なチームなのだから」とホーナーはソチで語った。ロシアGPではメルセデスのバルテリ・ボッタスが優勝、続く2位をレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが獲得した。


「我々はそのこと(運営面での優秀さ)を、再び最速のピットストップを行うことで示した」


「彼ら(メルセデス)には何度か問題が発生している。常に先頭にいると、挑戦者チームより困難に直面することがある」


「圧倒的な支配期間があれほど続くと、時に気の緩みが出るものだ」


 レッドブルはメルセデスが弱みを見せた場合には攻撃する準備ができているというホーナーだが、2021年にも引き続きメルセデスが優位に立つことを予想している。レッドブルに真のチャンスが訪れるのは、F1技術規則が大きく変わる2022年であると、ホーナーは語った。

2020年F1第10戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第10戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

「2022年が大きなチャンスになると思う」とホーナーは語った。「2021年には今のマシンのDNAが引き継がれるということを考えると、当然多くのパーツも引き継がれることになるからだ」


「しかし、だからといって、マシンからこれ以上のポテンシャルを引き出せないとか、効率的にマシン開発ができないということにはならない。我々は差を縮めることができると思う」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号