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F1トスカーナGP木曜会見(2):7年を過ごしたチームとの別れ。最大の思い出は「このチームを救ったこと」とペレス
2020年9月11日
2020年F1第9戦トスカーナGPが開幕する直前、現在のレーシングポイントから2021年にチーム名を改名するアストンマーティンF1が、新しくセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と契約したことを発表した。そして現在レーシングポイントでレースをしているセルジオ・ペレスは、今シーズン限りでチームを去ることとなった。
木曜日の記者会見に登場したペレスは、「知らされたのは昨日(9月9日)で、それは(チームオーナーの)ローレンス・ストロールからの電話だった」と語り、こう続けた。
「ローレンスから『我々は別の道を進むことにした』と言われたんだ。そうなるとは予想していなかったけど、いまとなっては仕方がない。前を向くしかない」
レーシングポイントがベッテルと接触しているという情報はイギリスGPで盛んに報じられていた。それでもペレスはチームと2021年に向けた交渉を進めており、残留には自信を持っていた。8月のスペインGP時には「チームからは来年も残ってほしいと言われているので、他のチームとは交渉していない」(ペレス)と語っていた。
しかし、実際にはレーシングポイントはベッテルとの交渉を水面下で進めていた。
「スペインGPで言ったことが僕がチームから受けていたフィードバックで、いくつかの分野の契約に関しては話し合いが済んだものもあった。それを示す具体的な会話もあるけど、いまは教えたくない。これは僕とチームとの間にとどめたい」
「いずれにしても、僕はチームを信じていた。でも、彼らは最終的にその方針を撤回し、契約を継続しないという決断を下し、昨日僕に知らせてきた。それをいままで誰も何も教えてくれなかった」
今後についてはどう考えているのか。
「もう少し早く教えてくれれば、プランBの交渉もスタートできていたんだけどね。でも、これがF1。まさにクレージーな世界。だから、前を向いて進むしかない。いまはすべての選択肢を考えている。大切なことは自分のモチベーションが保てる場所でレースすること。特にF1は2022年に大きなルール変更があるから、それも念頭に入れておかなければならない」
サバティカル(1年間休養)は考えているのだろうか。
「サバティカルは考えていない。どこであろうと、現役を継続することを優先する。サバティカルするなら、引退する」
ペレスは、前身であるフォースインディア時代の2018年に、管財人として破産手続きを促進することでチームを前オーナーのビジェイ・マリヤの手から取り戻して、レーシングポイントとして再出発させることに尽力したひとり。まさか、その2年後にチームを追われることになるとは思っていなかっただろう。
「落胆しているとは言いたくない。僕はこの7年間でチームと多くの良い思い出を作ってきた。その中で1番の思い出は、このチームを救ったときの思い出だ」
ペレスの健闘を祈りたい。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

